独りサーカス

月明かりの下のテント 観衆の悲鳴

着飾ったドレスが宙を舞う

今夜も孤独に笑うんだ


目を閉じれば 同じ夢ばかり見る

綱渡りの先 必死の空中ブランコ

君まであとどれくらい?


傍まで行くから そこで待ってて欲しいな

追いすがる僕を いつも君は笑うんだ

伸ばした手は 闇の中彷徨う

空を見上げて 僕は何処までも堕ちていく


観衆に埋め尽くされる客席 冷たい祝福

スカートの裾が舞台を舞う

今夜も変わらず孤独狂想


瞼の裏に映る 見飽きてしまった夢

錆び付いたナイフ 孤独な空中ブランコ

僕から君はどれくらい?


上手に渡るから そこで見てて欲しいな

笑えない僕を いつも君は嘲うんだ

伸ばした手は 居ない君探す

目を閉じて 僕は何処までも堕ちていく


傍まで行くから そこで待ってて欲しいな

追いすがる僕を いつも君は笑うんだ

伸ばした手は 闇の中彷徨いながら

上手に渡るから そこで見てて欲しいな

笑えない僕を いつも君は嘲うんだ

伸ばした手は 居ない君探す

空を見上げて 僕は何処までも堕ちていく

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