響く鐘は、誰が為に

青い空はどこまでも高く 僕を置き去りにする

草原の草は 風に揺られ 静かに踊る


何でなんだろうね 悲しくないのに涙零れた

君は何してる?


空高く響いた鐘は 僕らを優しく包んでいく

きっとね そう 間違った事だらけだ

だからさ 僕らは歩いていこう


誰も居ないプラットホーム 月明かり

最終列車は駅を出て行く 僕だけを乗せて


いつからだったけな 何も感じなくなったのは

僕は何してる?


空高く響いた鐘は 僕らを優しく包んでいく

きっとね そう 彷徨ってばっかだ

でもさ 僕らは歩いていける


夜が明けてく 一日が始まる

空を見上げて 涙零れた


空高く響いた鐘は 僕らを優しく包んでいく

きっとね そう 正しい事はない

だからさ 僕らは歩いていこう


鳴り響く鐘は 今日もまた 誰かの涙を包み込む

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る