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目次
紫の路
天国へ続く路には
紫の花が咲いているのだろうか
あの子は花を眺めながら
行くのだろうか
名前を呼んでも
振り返らないように
紫の花は野原いっぱいに
咲き乱れているのだろうか
紫の野をゆく後姿は
今でもなく
未来でもない
光り野へと
消えてゆく
涙は過去へと
流れ星が
消えるように
私はここに座って
ただ眺めている
どこまでも続く
https://kakuyomu.jp/users/rubylince/news/16818093094857378316
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