第2話
なんらいつもと変わらなかった。数年飲み続けていた精神薬を抜いて、一回目の生理がきていた。血の量が多かったからか、久しぶりにpmsが酷かった。ひとりでいると、酷く孤独で、独りだった。五日くらい経って、血もあまり出なくなってきた。彼は、そろそろ生理終わるよね?と私のpmsの終わりを気にしているようだった。私は、素直に頷きつつもそれが嫌だった。自分の心の安定が間もなくと伝えているようで、なんだか気持ちが揺らいだ。
気づいたら、自分の死を近く感じるようになっている。本当は、気づいたらではなく長く葛藤と理由など仮定があるのだがもうあまり覚えていない。ただ一つ言えるのは、死にたいと欠片でも思い始めたらもう本気だった。
今身近にいるのは彼だけだから、彼のことをかんがえる。
ごめんね なち @TaisoretaGojisei
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