第41話 『041 風呂を作る』
『041 風呂を作る』
そこからはみんなで協力して木材を切ったりもする。
オガーナを中心に作業した。
オガーナのパワーが活躍して、大きな露天風呂の形になる。
お湯が漏れないように作る必要があるから、大変だ。
人の手ではとうてい作れないのもオガーナなら作れてしまうから助かる。
「凄いぞオガーナ、完成した!」
「ユウタの考える風呂はこれでいいのか」
「うん、立派な風呂場になった。後は水が漏れないならいい」
「水はどうやって入れるかな。水路にはあるけど」
「風呂場と水路を繋いだ」
「水が流れて来ます!」
「風呂に水が流れました!」
「これでいいかな」
露天風呂と水路を接続した。
接続の仕切りもあり、仕切りを取れば流れる仕組みだ。
水が露店に溜まったところで、エルナが加熱を開始。
「エルナ、お願いする」
「お任せを、加熱します」
猛烈な火を操り、加熱するエルナ。
あっという間に加熱が終わりに。
「熱いですよ!」
「ありがとう、エルナ。もう加熱は大丈夫だ」
「ユウタ、一人で入るのかな?」
「そうだけど」
俺としては、そのつもりで考えていた。
ただ大きさは10人は入れるか。
オガーナもエルフ族も蜘蛛族も風呂は興味ないみたいだし、俺が一人で入れればいい。
さあ、入るかな。
夢のようだが、異世界転生して風呂に入る。
「気持ちいい、とてもいい湯加減どよエルナ」
「そうですか、渡しも入っていいですよね」
「えっ、エルフ族は興味ないだろ?」
「ユウタが入っているなら入りたいわ」
「私も入る。エルナが入るなら」
湯は最高です。
するとエルナが入ってきて、そのあとにエル、エルサ、エルミ、エルカも乱入する。
凄い光景です。
可愛いエルフ族と混浴になった。
まさかの展開です。
予定外なので、困惑してしまう。
「オガーナは見ていていいよ。エルフ族で入るから」
「仕事をしたので、入りたい。疲れが取れそうだもん」
「オガーナも入るのか」
「蜘蛛も入ります」
「ええっ、蜘蛛はフロに入れるのか?」
「大丈夫です。森では雨が降りますから濡れても平気なんです」
「雨と風呂は違うが、入れるなら構わないけど」
蜘蛛族まで入ってきて、10人も追加される。
こんなに入るとは想像してなかったから、広々としていたのに、ギュウギュウである。
そのためエルフ族と蜘蛛族の体が密着する。
これじゃ露天風呂ではなくて、普通に混浴風呂だな。
ーーーーーーーーーーーー
☆☆☆をもらえると
頑張れます
面白いと思ったら
本当にお願いします!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます