第39話 『039 魚の串焼き』
『039 魚の串焼き』
エルフ族が森から帰ったから、食事の準備はできる。
エルナにお願いして魚を焼いてもらう。
串焼きが食べられるとは予想もしてなかった。
エルナは簡単に火が使えるので助かる。
「魚が焼けたわ」
「さあ、蜘蛛族の歓迎会だ。食べよう!」
「魚が美味しい!」
「これは美味しいな」
「クモーナがいれば魚が食べられる」
「それとこの野菜も美味しいです」
「森で取れたニンジンです」
「ニンジンまであるのか」
魚の串焼きは満足だった。
エルが森からニンジンを持ち帰ったのも食べた。
ニンジンもあるようだ。
昨日はトマトも食べたし、森には野菜はあるらしい。
しかし危険なので、誰も手をつけていないとのこと。
美味しい料理を食べて、みんなで満足した。
ハウスイーターに行き、就寝する。
俺がベッドに来るとオガーナとエルが来る。
エルフ族は俺と寝るのに抵抗はない。
そして天井にはクモーナ達が巣を張って寝る。
上から見られている風で、変な気分もするがいいか。
「ユウタは女が好きですね。女の子に囲まれて寝るとは」
「私とユウタのいつもの習慣です。のぞくのは趣味が悪いわよクモーナ」
「ふふ、見ているわ」
「困ったな」
上からのぞかれている。
その状態でもエルフ族のエルナ、エルサ、エルミ、エルカが俺に重なった。
◇
翌日になって外に出る。
変化が起きた。
毎日何かしらの変化があるから、多少のことでは驚かないが、これは驚いた。
「ユウタ、ハウスイーターの子供です!」
「小さな家がある。ハウスイーターにドライフードをたくさん与えてお願いしていた。まさか小さな家が生まれるとは」
「ハウスイーターは子供も家なのだから、これが普通なのよきっと」
「成長すれば多くの人が住めます」
「嬉しいな、ありがとうハウスイーター」
朝になるとハウスイーターの子供が牧場に生まれた。
大きさは犬小屋サイズだったが、成長すると大きくなるようだ。
こうなると牧場も整備が必要で、オガーナに整備してもらおう。
新たな家の設置だから場所が必要だな。
牧場も拡大が続いているのは、歓迎する。
クモーナの蜘蛛族が10人も来たし、拡大は続ける。
ハウスイーターは返事はしないが、俺のお願いしたのが聞こえていたのだと思う。
子供の家と親にもドライフードは出しておこう。
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