第24話 『024 火を使った料理』
『024 火を使った料理』
一気に5人ものエルフ族が増えた。
牧場が、にぎやかになったのは嬉しいが、完全にハーレムモードに入った。
オガーナとエルフ族で6人もの女の子と暮らすとは、日本に居た時には想像もできない。
エルにマンゴーランドとイノシシを案内する。
牧場で増やす予定と説明した。
「イノシシはわかるけど、マンゴーランドも増えるのかしら?」
「まだ増えていないけど、増やしたい。とても美味しいんだ」
「エルフ族は果物は好きですから、食べたいです」
「増やしたら、みんなで食べよう」
「エルフ族は全部マンゴーを食べる気です」
「盗人のお前に言われるのは納得いかないが」
そしてシロとシルクも紹介する。
山猫で現在は牧場を監視している。
「あら、山猫ですか。珍しいです。山猫は絶対に誰にも、なつかないのに」
「俺のペットフードを食べたからな」
「ユウタのペットフードは恐ろしいのよ。食べると魔物はみんなユウタに従う」
「日本の食品みたいよ。ユウタは日本から来た」
「日本が本気を出したら、この世界は支配できそうだわ」
「しないよ」
オガーナと同じくエルも日本人を恐ろしい民族だと思ってしまった。
またも俺のユニークスキルのペットフードが役に立つ。
こうなると住人が増えて食料も必要になる。
「私らが森から食料を取ります。野菜もあるわ」
「頼むよ。肉はイノシシがあるかれ」
「はい」
エル達のエルフ族で森に食料を採取しに出掛けた。
オガーナにはイノシシ一匹を料理してもらう準備に。
俺はイノシシが調理されるのを待った。
時間がたつと、エルフ族エルにらが森から帰った。
「はい、森で採取しました。これはトマト」
「私のはキャベツです」
「凄いな。トマトとキャベツなら俺も食べたい」
「私は食べない」
「オガーナは肉食か。野菜を食べないから盗人になるんだ」
「ふふ、それでも食いたくないわ」
「イノシシの方はどうなの?」
「料理は完成ですよ」
「焼いたのか!」
どうやって焼いたのかな?
火はないはずだが。
「ええ、私が木から火をおこして、イノシシの肉を焼きました」
「エルナが火をおこせる」
「エルナは火をおこせるのか。牧場には火はないから助かる」
「エルフ族には特殊な能力もあります。魔法も使えますが、私はこうして火をつけるスキルがある。着火スキルです」
「肉が焼けた。美味しそうだわ。トマトとキャベツも一緒に食べましょう」
「美味しい! トマトとも合う!」
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