第38話夢の話題4
「ズバリ、これらの事実を総合的に考えまして、そこから導き出される結論は、ズバリ、せ〜んぱいは縁日の屋台に行くべきである事が暗示されているのです。ズバリ、縁日です」
「確かにズバリって言い過ぎたかもしれません。内容も同じ事を繰り返して説明してた気もします。要するに私が言いたいのは、夏休みになったら、せ〜んぱいは縁日に行く必要があるので、せ〜んぱいと一緒に私が縁日の屋台を回りたいってことです。この提案でイイですか? それともダメですか?」
「イイんですね。流石、せ〜んぱいは優しいですね。では約束をより一層強固な物にする為に指切りげんまんをしましょう」
二人はそれぞれ右手の小指だけを立てて、絡めた。
「ちょっと待ってください。これは一応、おまじないと言いますか儀式ですから、精神集中して、気を落ち着かせてから、気分を乗せないといけませんからね。少し時間を下さい」
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