遅くなりました。見逃してました。
いいお話でした。
優しさとは。
男らしさとは。
夏美ももう少し早く賢くなっていたら。
行きつくとこまで行かないとわからなかったのでしょうか。
女友だちもいなかったのかな。
淋しかったのかしら。
可哀そうな夏美。
でも、二人は見捨てなかった。せめてもの救い。
作者からの返信
オカンさん、わざわざお読みいただきましたこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
また、多分なご評価まで賜りまして、大変恐縮でございます。重ねて御礼申し上げます。
この物語のテーマは「優しさ」というアナログな価値観の再評価、そして「性教育」の重要性です。
正邪入り混じった膨大なネットの性の情報に、今の子ども達は簡単にアクセスできる環境にあります。大人になり切れていない心に刻まれた誤った性の情報は、夏美のような「望まない妊娠」につながっていきます。金髪の先輩が言っていた女性を馬鹿にする言葉の数々も、乏しい性の知識の影響と言えます。
こんな時代だからこそ、泣くことになる女性をひとりでも減らすためにも、早期からの性教育と拡充が必要ではないのかなと思います。
オカンさんが仰る通り、夏美が救いだったのは、優斗と梓ちゃんが見離さなかったことです。ふたりの支えが、夏美のこれからを明るい方向へ導いてくれることを祈りたいと思います。
重ねてになりますが、お読みいただきまして、本当にありがとうございました!
非常に面白かったです😊
この物語を読んでこれからも優しくあろうと思えました。
作者からの返信
@kousei25さん、コメントありがとうございます!
そのように仰っていただき、とても嬉しいです!
単なる NTR & ざまぁ モノにはしたくなかったので「救い」という要素を組み入れてみました。
優斗と梓ちゃんは、この後ゆっくりとその関係を深めていくことになります。夏美の苦労を目の当たりにすることになりますので、夏美はふたりの反面教師となるでしょうね。。
夏美の行動やその結果は、若さ故の過ちという言葉だけでは済まされません。夏美が性やセックスの正しい知識を持っていたら、ここまでの事態にはならなかったのです。スマホから真偽入り混じった情報が溢れかえる現代、性やセックスをタブーにせず、若年層にもしっかりと学べる機会が必要ではないかなと思います。
お読みいただきまして、本当にありがとうございました!
一気に読ませていただきました。
よくあるNTRからのザマアで後悔を促す、ではなく、その後の反省、そして更生に至るケアまで、とても良くできたお話でした。優しい優斗くんと梓ちゃんを通して、物語全体が温かな優しさに包まれておりました。
人形のくだりが良かったですね。主人公の激昂する感情とそんな自分と向き合い、考えを改め、ちゃんと元の優しい自分に行き着くまでの行動がよく現れておりました。
梓ちゃんはとても中学生だとは思えませんが、たしかに女の子は背伸びした考え方を持っている子も見受けられます。彼女の存在が、心洗われて、とても清々しい気持ちにさせてくれました。そう言えば、高校生の時に付き合った彼女は中学生の時に見初めた後輩でした。なんとも懐かしい気持ちになったのは、そんな過去の自分と重ね合わせていたのかも知れませんね(笑)
とても素敵なお話をありがとうございましたm(_ _)m
作者からの返信
かごのぼっちさん、こちらも一気読みいただきまして、ありがとうございました!
またとても素敵なレビューまでお寄せいただきましたこと、重ねて厚く御礼申し上げます。
自分が苦手だからというのもあるのですが、単なる NTR & ざまぁ モノにしたくなかったため、このような内容にさせていただきました。「若さ故の過ち」、「後悔・反省と赦し」、そんな要素を入れ込みました。
もうひとつ、かごのぼっちさんもお気付きだと思いますが、「性やセックスをタブーにしないで正しい情報できちんと学ぶことの大切さ」をテーマの主軸といたしました。
今はスマホからありとあらゆる情報が溢れ出る時代です。しかし、それによって今の子どもたちは性やセックスの知識がどこかチグハグなように思います。梓ちゃんのようにセックスそのものは理解していても、それによるリスクを正しく理解できていなかったり、夏美のように避妊を正しく理解していなかったり、一部の偏った情報に振り回されたりする子が結構いるのではないでしょうか。
情報の溢れかえる現代だからこそ、女性の身体や心を守るためにも、正しい情報できちんと性やセックスを学んでほしいなと思います。コンドームをすれば絶対に大丈夫、ではないのです。
かごのぼっちさんの甘酸っぱい青春、ですね ^^
お褒めのお言葉を頂戴しまして、本当に嬉しいです!
お読みいただきまして、ありがとうございました!
良い話でした。優斗は最後にはとても優しい人だと思います。結局、幼馴染の友達は自分の行動の結果を受けただけでした。いい結末でした。
作者からの返信
@setsun99さん、コメントありがとうございます!
また大変なご評価をお寄せいただきましたこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
そのように仰っていただき、本当に嬉しいです!
ただの NTR & ざまぁモノではなく、「若さ故の過ち」「後悔・反省と救い」そんなものを表現したくて、このような内容・結末にしてみました。
もうひとつ、「性やセックスを正しい情報できちんと学ぶことの大切さ」もテーマにしています。スマホからあらゆる情報が溢れ出ている現代、誤った情報を得る前に、きちんと学ぶ必要があるのではないかなと思います。特に女性は、自分の身体や心を守るためにも学びが大切なのではないかと考えております。
夏美のように泣くことになる女性がひとりでも減ることを祈っております。
お読みいただきまして、ありがとうございました!
気持ちの良い終わり方でした。
幼馴染のこの位の顛末はザマァじゃなくて、ただツケが回ってきただけなんですよね。
多分幼馴染が本当に辛いのは子供が3歳超えた位から。
子供に金髪の面影が外見だけじゃなくて、性格にも出てきますから。
良くも悪くも因果応報って本当にありますからね。
作者からの返信
@gfdloveさん、コメントありがとうございます!
そのように仰っていただき、ホッといたしました。
本作は、あえて極端な NTR 描写は避け、ざまぁ だけで終わらない構成にしてみました。
また、テーマのひとつとして『性やセックスを正しく学ぶことの大切さ』を内包させました。スマホから情報が常に溢れかえっている現代、誤った情報を得てしまう前に、性やセックスの話題をタブーにせず、正しい情報できちんと学んでおくことがこれからは必要なのではないでしょうか。特に女性は、自身の身体と心を守るためにも、そういった学びが必要なのではないかと思います。
>多分幼馴染が本当に辛いのは子供が3歳超えた位から。
>子供に金髪の面影が外見だけじゃなくて、性格にも出てきますから。
これは確かに辛いですね……心が折れるかもしれません。。
優斗や梓ちゃんが夏美の心の支えになってくれることを祈ります。
この視点での考察はできておりませんでした。
コメントとして残していただき、心から感謝いたします。
お読みいただきまして、ありがとうございました!
結局のところ主人公は、幼馴染の気持ちをわかっていなかったんだろうと思う。
優しさとは言っても相手の気持ちも理解せず、また優しさの加減を間違えればウザく思われるのも仕方ない
主人公の声かけにうんざりした表情になるのも当然かな
幼馴染が主人公とは極端に違ったタイプの人間に惹かれていったのも反動としか言いようがないし、主人公自体の罪も大きいかも
作者からの返信
@yamadatarou-jdさん、コメントありがとうございます!
その解釈はとても面白いと思いますし、仰る通りかもしれません。
主人公・優斗は自分から何かを成そうというタイプではありません。これは物語からも分かると思います。優斗と夏美が足りなかったのは、多分会話ではないかなと。「相手の気持ちも理解せず」というのは、そこに起因するように思います。だから夏美が金髪先輩になびいてしまった本当の理由が分からないのではないでしょうか。
梓ちゃんの場合は年下ということもあり、ある意味優斗と対等な関係ではありません。だから、お互いの気持ちや知識、経験を補完し合う関係になっていきましたが、夏美とは対等な関係が長すぎて、逆にそこまで至らなかったのかもしれません(優斗は「夏美は自分の思いを分かっているだろう」と考え、夏美は「どうして私の思いを理解してくれないの」と考えていた……のかも)
優斗は夏美に対して『優しさ』を履き違えていたのかもしれませんね。
もう一点、『性やセックスの話題をタブーにせず、正しい情報で学ぶこと』も大切かと思います。デリケートな話題であることは間違いありませんが、女性が自分の身体と心を守るためにも、スマホから溢れる誤った情報を得る前に、正しい情報できちんと学ぶべきかなと思います。
長々と失礼いたしました。自分の作品を読者様から提示された視点で考察するのは、とても楽しかったです! 今後の創作の幅も広がりました!
お読みいただきまして、ありがとうございました!
優しさ=プライスレス
金言だと思いました
ラストで幼馴染に歩み寄る展開も割と新鮮に感じられましたし、短い話数ながら内容の濃い読み応えのある作品に感じました
作者からの返信
赤色さん、コメントありがとうございます!
また過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
>優しさ=プライスレス
>金言だと思いました
今時は数値で良し悪しが判断されるデジタル的な思考が当たり前になってきましたが、ヒトの「優しさ」や「思いやり」といったモノは、数値では計ることのできないアナログ的なモノだと思います。そんなアナログ的な心や気持ちが再評価されるようになればいいなと考えながら書かせていただきました。
>ラストで幼馴染に歩み寄る展開も割と新鮮に感じられましたし
そこに言及していただき、とても嬉しいです!
本作は「NTR & ざまぁ」風に書きましたが、『若さ故の過ち』、『性やセックスをタブーにせず、正しく学ぶことの大切さ』、『後悔・反省と赦し・救い』といったテーマを内包させました。「ざまぁ」にカタルシスを求める読者様へ、これまでと違ったカタルシスを感じていただければと、こういったラストにしたのですが、新鮮と感じていただけて良かったです!
>短い話数ながら内容の濃い読み応えのある作品
そのように評していただき、本当に救われました。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
やっぱ優しさ、というのは男として必要なのだと感じました。人として、そして生々しい言い方ですが、生殖行為をして、子孫を残すという点で、生物としても、優しい事は大切だと思いました。
面白かったです( ꈍᴗꈍ)
作者からの返信
防衛太郎さん、最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
また大変なご評価を賜りましたこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
>やっぱ優しさ、というのは男として必要なのだと感じました。
優しさや思いやりは、すべてにおいて根幹となる感情・気持ちだと思います。
今はどうしても数値で物事を判断するデジタル的な思考で、こういった人の心や気持ちのような数値にできないアナログ的なモノが正しく評価されていないように思います。人の心や気持ちの大切さがもう一度見直されるようになってくれるといいな、と心から思います。
ひとりぼっちだった夏美。お腹に命を抱えながら、後悔と不安に押し潰されそうになっていた彼女へ、最後に手を差し伸べたのは優斗と梓ちゃんでした。ふたりに心を支えられて、夏美は本当に嬉しいと思います。
面白かったと仰っていただき、感激です!
お読みいただきまして、ありがとうございました!
下東さん。
梓ちゃんも本当にいい子ですね。
こんな風に優斗さんと一緒に夏美さんのことをフォローできるなんて。
なかなかできることではありませんが、優斗さんの誠実なところをよく知っていて心から信頼しているからでしょうね。
夏美さんも今までのことを反省しながらこうして支えてくれる人がいることで頑張ってほしいですね。
優斗さんと梓ちゃんはしっかりと二人の関係を築いていって本当に良かったです。
色々考えさせられるテーマを含みながらの素敵なお話でした。
作者からの返信
この美さん、最後までコメントをお寄せいただき、ありがとうございます!
また本作にも過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて重ねて厚く御礼申し上げます。
優斗と梓ちゃんは、慌てずに色々と学んでいきながら、関係を深めていくことにしたようです。周りの言動や情報に流されず、その絆を深めていってほしいと願っています。
そして、ひとりで子どもを産み、育てることになった夏美。後悔と不安しかない夏美に、優斗と梓ちゃんは手を差し伸べることを選択しました。夏美にとって、こんなに嬉しいことはないと思います。
この手の作品では、主人公は超ハッピーになって、夏美のような立場の登場人物はズタボロにされて、不幸のどん底に落ちていくのが一般的なようですが、あえて手を差し伸べることにしました。表現したかったのは、そこではないからです。
>色々考えさせられるテーマを含みながらの素敵なお話でした。
そう仰っていただけて、とても嬉しいです!
癒えない傷を負わされて、泣くことなるような女性がひとりでも減りますように。。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
うーん、梓ちゃんは年齢のわりにはしっかりしているんたけど、子どもは子ども。汚馴染みに悪影響を受けるかもしれないから近づけたくはないなぁ。
作者からの返信
@gmsrq926さん、こちらにもコメントをありがとうございます!
このエピソード、個人的に一番影響を受けると思っているのは「夏美」です。
これから夏美は、高校生から大学生へと充実した学生生活を送る優斗と、中学生から高校生へと少しずつ大人の女性へと成長していく梓ちゃんの、仲睦まじいカップルの様子を見ながら育児をしていかなければなりません。きちんと育児に集中できるのか、それとも遊びたい誘惑に負けてしまうのか。夏美には試される日々が待っていることでしょう。
@gmsrq926さんは優しいですね。梓ちゃんを心配してくださり、ありがとうございます!
梓ちゃんは、まだ性の知識に偏りがあるので、ちょっと不安定なところがありますね。育児に奮闘する夏美の姿に何を思うのか。デリケートなことではありますが、性の話題をタブーにせず、優斗と一緒に学んでいってもらいたいなぁと思います。
お読みいただきまして、ありがとうございました!