下東さん。
優斗さん、自分の感情に流されないで梓ちゃんのことを大切に思っていて素晴らしいなって思いました。
本当の優しさってそういうことですよね。
作者からの返信
この美さん、コメントありがとうございます!
あえて煽情的なサブタイトルを設定したエピソードです。
優斗も普通の男子高校生。梓ちゃんと身体を重ねたい。それが本音だと思います。
でも、優斗は当たり前のことに気付きました。
梓ちゃんはまだ中学一年生であること、子どもを作る行為であること、自分には責任が取れないこと。そして、それらによって梓ちゃんを深く傷つけることになることに。
優斗が夏美とそこまで至らなかったのは、優斗のそんな夏美への優しい思いやりがあったからなのです。夏美はそれを『優しいだけ』『男らしくない』と感じ取ってしまったようですが……
性に関する話題は確かにデリケートなことではありますが、セックスの話題をタブー視するのは女性を危険に晒すのと同じことではないかと思います。とても難しい問題かもしれませんが、男子も女子もスマホで誤った情報を得てしまう前に、正しい情報できちんと学ぶ必要があるのではないかなと……。
決して「コンドームをすれば大丈夫」ではないのです(正しい使用方法で避妊率90%以上、平均85%前後、いずれにしても100%ではない)
自販機はこの作品の良心やでぇ。
作者からの返信
@masyさん、優斗と梓ちゃん、夏美と会いに来ていただき、ありがとうございます!
また本作にも過分なご評価を賜りましたこと、大変恐縮に存じます。
本当にありがとうございました!
>自販機はこの作品の良心やでぇ
まさにその通り!(笑
暴走するところだったふたりを諌めたのは、一台の自動販売機でした。優斗も普通の男子高校生ですので、梓ちゃんとそういう関係になりたいのが正直なところですが、それよりも梓ちゃんを傷つけたくない、という思いの方が強かったようです。
本作は「性教育の重要性」というのもテーマになっています。
スマートフォンから溢れ出る誤った性の情報や悪意のある情報と、それに翻弄される若者たち。夏美レベルの知識・認識しかない若い女性も、まだまだいらっしゃるのではないでしょうか。
セックスをタブーにする時代ではありません。夏美のような女性を増やさないためにも、早期に正しい性の情報を学ぶ場を設けることが大切なことなのではないかなと思います。