胸が心が痛むことを無視してはいけない

様々な方向から刃を向けてくる、そんな作品でした。
私も不安障害を抱えている身で共感できる部分もあり、これをただの創作物として見ることはできませんでした。
人間が生きるということ、職を持つということ。簡単じゃないんです。
命をかけて日々戦っている。
それに気付けずに取り返しのつかない事態になることもある。
これは戒めでもあります。

熱がこもり、読み終われば消えていく。
でも、またふつふつと湧き上がってくる。
メッセージが反響する。
生きるからこそあるのだ。
見よう、あなたは勘違いするな。
痛みを見逃すな。

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