ヴァンディア・ヴェイル・ヴァルグリム

 ボブの師匠の孫で、南端の聖剣“巨人剣”を守護する一族の長女。


 周りからはヴァンと呼ばれており、卒業前の職業は狂戦士で、卒業後は最狂戦士という明らかに常人では就けないような職業になっている。


 容姿は褐色の艶があるきれいな肌で、狂戦士なのに腹筋は割れていない。ただし、狂戦士スキルを発動すると筋肉が発達し腹筋が割れる。身長はパーティー1高く、通常時で172㎝、スキル発動で180㎝になる。


 性格に関しては、狂戦士だからか理性があまり仕事をせず、欲望のままに生きている。戦闘に入ったらほとんど自我を失っているようなものだから視界に入った生物全てに食らいついてしまう。


 年齢は、ビルトと同じで物語開始、卒業時は18歳で完結番外編では26歳になっている。


 ステータスは


魔力量:6(-)

体力 :10(+)

知能 :3(―)


 と、かなり不安定なものとなっている。


 主に使用するスキルや魔法は、狂戦士のみが使える肉体強化の【狂戦士バーサーカー】と、五感強化や生物部位模倣などいろいろお得なスキル【狂獣変化】を持っている。魔法は一応持っているが、使うことがない。


 使用する武器は特になく、己が肉体を武器としている。


 パーティーメンバーに対しての評価は、


 リンタローに対してはビジネスパートナーぐらいでしか思っていない。ジェナの件で一応感謝している。


 ジェナに対しては良い体してると思っており、いつも触りたい欲に駆られている。あのマジックリニアの一件からジェナに体を触らせてもらうように要求するとすんなりと触らせてもらえるようになったため、リンタローには感謝している。


 ビルトに対しては本能で好意を寄せており、最終的に彼を手に入れているが、これまでの経験回数は2桁である。初は7歳の頃、幼馴染と茂みで両親のモノマネとしてやったそう。そのため、リリンが作った指輪と同じ効果がある天然貝殻のブレスレットを親から一つ盗み、常に着けていた。さすが狂戦士と言ったところだろうか。ちなみに同学年にはいないが、卒業生含め養成学校内にヴァンとしたことがある人は結構いる。

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勇者の息子が弱すぎる! 作島者将 @saku-1

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