第3話 僕とドライブ その1
このお話しは
自転車に乗れば1/2をくの字に曲げ
原付に乗れば血だらけになる
そんな僕が免許を取り僕の運転でスノーボードをしに行ったお話し。
免許を取ったは良いものの、タイヤのついた乗り物の運転の下手さは自他共に認められてるので誰も乗りたがらない。ちなみに度胸試しで友達は一回乗車したが発狂し走行中の車から飛び降りた。
そんな噂を聞いてかますます誰も乗りたがらない。
いや!
ここで断っておくが僕は一応教習所を卒業したんだ、一通りは出来ると思う!
それに他の友達と違いまだ車がグシャグシャになるレベルの事故は起こしていない!
いや、これからも起こすつもりはない!
あえて言うならバックの仕方がよくわらないくらいだ!
そんなこんなで乗らないし1人で運転しないしで運転しなくなって早数年そんな冬。
ひょんな事から友達を乗せてスノーボードへ行く事になった。今思えばもう一時のテンションで軽はずみな事は言わないと心に堅く堅く誓うのだが。
ヤバい…
マジで、ヤバい、運転なんて数年ぶりだし雪道なんて走ったことない、四駆でスタッドレスだから問題ない?
スタッドレスってなんだ⁉︎
スタッドがレスしてるの⁉︎
僕は正直友達が狂ったとさえ思った。
なぜわざわざデスレースをさせる?そして乗るか?
しかし決まってしまったもんはしょうがない、死ぬわけにはいかない。
ということで僕はとりあえずゲーセンに通った
そして当日。
車を借りてドラえもんみたいな友達と共に他の友達を拾いに行こうと乗車
大丈夫、練習通りやれば上手く行く
大丈夫、俺はやれば出来る子
そしめ心を強く持ち運転してみると
意外と?いや、練習の成果かちゃんと運転出来ている。しかし、対向車が気になるんだよな〜
「対向車?でも練習してる時も対向車いたべ?」
助手席にのるドラちゃんはロールケーキを食べながらそんなことを言う。
いや、だけどさ僕がやったの対向車いないんだよ
「、、、やったやつ?」
うん
「え?ちょっと待って練習ってレンタカーとか友達の車とかじゃないの?」
いやいや、借りて事故ったら大変だろ?湾岸ミッドナイ◯に決まってんだろうが!!
「それゲームじゃん!!!」
おま、、、
最近のゲームの臨場感なめんなよ!ちゃんと運転するコースも走ったわ!!
そんなこんなでドラちゃんの顔色がドラちゃんに近付きながら友達全員を拾いついに真のデスレースが開始された。
ただ、僕のほかにもう一人運転出来るからずっと僕の運転ってわけではない。
そんなこんなでかっ飛ばすこと数時間長い長いトンネルを抜けると
一面真っ白の銀世界でした、、、
ついに来たよ銀世界。
僕の住んでる場所は雪もそんな降らないのでそんなイメトレも出来ず、湾岸ミッドナイトでも銀世界のコースはなかった、そして早朝着くのを目的にしていたので現在夜中の2時。
深夜ただひたすらまっすぐ銀世界を進む
なんだろうな、、、
まっすぐの概念が消えてきた・・
僕は今ちゃんとまっすぐ進んでいるのかい?
初めての銀世界は地獄だった
真っ直ぐかどうかも不安で車は前も後ろも走っていない。
なんだろう、まるで毒の沼を突き進んでる感じでライフがどんどん減っていく・・・
しかし頑張らなければ、なんてったって自分も含め4人の命を預かっているんだから!!
そんなこんなで友達と時々バトンタッチしながら目的地に到着。
帰りは来た道を帰るだけ、なぁに簡単だと思い2日間アホみたいに滑っていたがハプニングの神様は僕にただ帰すなんてことをさせてくれなかった・・
帰り道のなんてことない交差点
僕はナビをしているドラちゃんに従い左に曲がろうとしていたが
「ゴメン!そこ右だ!」
まだ曲がる前だし車もいないしハンドル切れば行けんだろと僕はハンドルをちょっとだけ強引に切った
すると
スルッ
エッオー
滑った車がベイブレードのように回り始めた
うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
ヤバいヤバいヤバい!
ハンドルが言うこときかない!!!
そして最悪なタイミングで車が接近中・・・
うわぁーお
ヤバい、ヤバい、ヤバい
ハンドル、ブレーキ、お願いだから言うこと聞いてー!!!!!
踏み抜く勢いでブレーキとサイドブレーキを引っ張り願いが通じたのか雪の壁あと1メーターもないギリギリでブレーキが効いてくれて僕らは一命をとりとめた。
た、助かった・・・
さすがに今回は終わったと思った・・・
ちなみに、ミラーで後部座席を見るとみんな軽く魂出かかってるのでたぶん同じ気持ちだったんだと思う。
こんなことがあったので雪道の運転は友達になり僕らは生きて帰ってこれた。
いやー怖かった
あれ以来ちゃんと雪道もスリルドライブにマリオカートやって過ごしている。
しかし冬のハプニングはこんなもんではなかった・・・
僕は365日ハプニングスター 兎波志朗 @NAMIUSAGI
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