第3話
クッソ、体が動かない...
ドラゴンらは倒しきれたのか...?
...何か...叫び声?が聞こえる...ドラゴンの叫び声か?
徐々に声が大きくなってきてる...
やb
「いいいいやああぁああああ!!」
!?そ、空から女の子が!?
いやとんでもねぇ速度で落ちてきてる!!
ドオォォン!とドラゴンの足音よりでかい音を立ててその人は地面と衝突し煙を立てた。
やがて煙が晴れて、ヤムチャポーズで地面に寝そべる女の姿が見える。
「な、何やってんだアイツ...そこの人、生きてるか?」
「う、うー...」
微かだが声が聞こえた。生きてるんだろうが俺は魔力切れで動けないし、
それにここは森の奥深く。
今の爆音でモンスター達が寄ってきちゃったらもう二人共お終いだ。
せめてあの女の人だけでも...!
無理だ、身体が動かん
あとめっちゃ眠い。最近は眠らずに魔法の特訓をしていたから寝不足だったのを忘れてた
「こんな所で...終わりたくな...zzz」
────────────
ゴブリンの長に吹き飛ばされて意識を失った勇者の幼なじみヒロインと
ドラゴン達を吹き飛ばして魔力切れで意識を失った主人公の所に、強者のオーラを感じてやってきた者がいた。
「フォッフォッフォ、これはこれは...
”持ち帰る”価値が有りそうじゃのぉ」
そう言ってその者は二人を抱えて何処かに消え去るのであった──────
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