第23話

「やったー!」

と夜1人で叫ぶ。

無事危険モンスターをもう2体撃破し、なんとかゴブリンから逃げることもできた。

ステータスはこんな感じだ。

***

名前 佐藤 健二

LV 95

種族 ゴブリン(変身中)

称号 [蠱毒の勝者][ウルフの討伐のプロ][スキルを多く持つ物][Cランク冒険者][格上討伐][闇使い(職)][危険モンスター]

HP 24000(+1650)→25650

MP 950(+600)

闇MP 1500


攻撃力 2000(+2200) 内訳→怪力(+550)→爪研ぎ(+1650)

防御力 1100(+1100)

素早さ 400(+1100)

賢さ  600(+1100)

運   600(+1300)

【スキル】

[俺呼び]怪力(上級)、全言語理解(上級)、スキル吸収(初級)、魔導士(火、中級)、(地、初級)、身体強化(特級)、爪研ぎ、肉食、浮遊、中風(少し風が強くなり、5回打つことができる)、最後の足掻き、地中潜り、クリティカル率上昇、毒、アイテムボックス、雄叫び、毒飛ばし、石化、槍術(上級)


アイテムボックス内

•遅延の剣 •魔法の杖 •こん棒 ・危険の本 ・オークエンペラーの斧 残り5個


装備

頭 鉄

体 蛇のマント、鉄

レギンス 鉄

足 鉄


***

という感じだ。

ゴブリンの方は本体なので、このステータスがプラスされる。

***

名前 佐藤 健二

LV 50

種族 ゴブリン

称号 [蠱毒の勝者][ウルフの討伐のプロ][スキルを多く持つ物][Cランク冒険者][格上討伐][闇使い(職)][危険モンスター]

HP 30000(+1650)→25650

MP 950(+600)

闇MP 1500


攻撃力 3600(+2200) 内訳→怪力(+550)→爪研ぎ(+1650)

防御力 1900(+1100)

素早さ 600(+1100)

賢さ  800(+1100)

運   800(+1300)

***

となる。こう見ると素早さがないな、、

ちなみに装備のマントは危険モンスターを倒した時にゲットした。

もう一つ、スキルの槍術はその名の通り、槍が上手くなる。

そして夜が明けた。

「マイク!おはよう!」

という声で起きる。

、、、最近睡眠が取れてないな。

「よし行こうか!」

「うん!」

現在リーフのレベルは45。魔法のレベルが上がり喜んでいる。

職というのは便利なものだ。

闇が1500と大幅に上がっている。

「じゃあ今日はダンジョンに行こうか!」

とリーフが言う。あの時は夜だったが、今は朝。

人がいる中では奴も動かないだろう。

「よし行こう。」

ゾロゾロとモンスターがやってくる。

さて、、この槍術の力見せてやる!

「シュシュシュ!」

自分でも理解できないスピードでモンスターの急所を狙い、倒していく。

「え、、、」

とリーフも困惑している。

「実は練習してたんだ。」

「、、、そろそろ答えてもらうよ、、」

「え?」

「マイク!実は、、、未来から来た最強、、、、」

「本を読みすぎだ。いくぞ。」

「はーい。」

リーフは最近小説にハマっている。

今日はいよいよもふもふ、、、!

まぁ俺はそれどころではないが、、

「ガヤガヤ」

と少し進むと、人の列ができている。

なんだろうと見ているとそこには、高橋達(勇者)がいた。

ゴーレムたちを一撃で倒していく姿にみんなは釘つけだった。

「さてそろそろボス退治に行こうか。」

と放つ加藤達から距離を取ろうとする。

あの職業選びでの強行や、まぁ色々なことがあり嫌っているのもそうだが、

一番恐れているのは鈴木!格好的に聖女であろう。

今俺が変身しているのは中学の友達。

鈴木も同じ中学であり、この姿を知っている。

もし気づかれると、話すこととなってしまう。

いま違う人に変わるのはリーフがいるためできない。

まずいな、、

「おっと、」

人の波に飲まれてだんだん近づいていく。

地中潜り!

地中を潜り、人がいないところで出る。

危なかっ、、

「ビュン!」

ゲッ!

そこにいたのはあの爺さん。

人がいないところだからって、、こいつ!!

「石化!」

キンキンキン!

どうしようか。と思想を巡らせ、、

「パキッ!」

はっ、、わられた?

地中潜り。

間一髪である。

「、、、闇魔法を使う、、ということは魔物か。俺と同じで人間に化けている!」

そしてその爺さんはニカッと笑う。

「そうさ。俺も転生者だ。」

「名前は?」

「特別だから言ってやる。佐藤 勝」

誰だ?そんなやついなかったはず。。

「俺は健二だ。」

「、、、そんな奴はいなかったな。」

と相手も同じ考えに浸っている。

「どこから来た?」

と言われるので

「日本の〇〇学校だ。」

「やはり違ったな。俺は△△学校だ。」

ということは、、、

「「転移(転生)したのは俺たちだけじゃなかったのか。」」

「悪いな。同じクラスだと思ったもので。」

ということは同じクラスのやつを、、

「まだ1人だがな。」

ゴクリ、、

「お詫びとしてなんなんだが」

と槍を渡される。

「俺はあいにく槍は苦手でね。獲得したのであげるよ。」

ともらう。

少なくとも俺が今持っているものよりは良い。

だがこれはきっと、、

「おっと離せないぜ、、そういう呪いがかかっているからな。」

、、、アイテムボックスには収納できるが、離せない!

「もう一つ。これは仮説なんだが、もしかしたら北、南、西、東で勇者がそれぞれ召喚されてるやもしれないな。これからは確実性のあるやつを、、」

と呟く。

「では。また会う機会があれば、、」

と消えていった。

その場所をしばらく見つめていたが、

リーフを心配させるかもしれないので急いで帰った。

***



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