第14話間も無く富士山上空でございます。
「起きて正一さん!い、いえ草津課長!」
足下が海だった!なんで?墜落した?
このジェット機は乱気流に揉まれて、無事に富士山上空を通過した筈だった。
記憶が無い!
数分前のインフォメーション・・・。
「間も無く富士山上空でございます。」
インフォメーションに促さがれてちいさな窓から覗いた刹那!レーザー光線がジェット機を上下にスパン!
と、切った様なハイスピードな光線の仕業を観たその後、記憶が無く、覚醒したら海上だったという訳だ。
「なあ、矢崎・・・。」
「矢崎って・・・、今まで美那とか、呼び捨てにしていたのに何を改まっていうが正一さん?」
「実はなあ美那。」
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