027 消えたステーキ(質量保存の法則)

2024/6/4(火) AM10:05記


昨日の朝,妻からステーキが食べたいと夕食のリクエストをいただく。


ステーキと言っても彼女が生協で買った冷凍のまま焼くだけの真心カットステーキ。優しい。


人参も沢山あったので,つけ合わせも作るか。

お店で頼むと鉄板の隅に2つ3つちょこんと並んでいるアレだ。


作り方をクックパッドで調べる。

へぇ"グラッセ"というのか。


「グラッツェ(ありがとう)!!」


すかさず,じゅんいちダビッドソンさんの物真似。


もちろん一人言。


ステーキ焼いた後の油でガーリックーライスも作ろうかな。もったいないし。


チューブのにんにくしかないが,果たして出来るのだろうか?

再度クックパッド。


出来るらしい。

「グラッツェ!!」


文明の力に感謝したところでステーキを。


油を引かずにフライパンに並べて蓋をして,中火で待つこと1~2分。


パカッ。


小さっ!!

質量保存の法則が覆されたのか!?


半分くらいになっていた。

カットステーキやサイコロステーキあるあるだ。


調理時間を無視して焼き続けていたら,無に帰していたのではないかと思う程。


昔,世紀末リーダー伝たけしで読んだ『ふぉんドるがー』の回を思い出した。


ただ美味しかったです。

旨みが凝縮されたということにしておきましょう。



以上,いつか質量保存されるカットステーキが発売されますように。

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