果たされなかった大IXA(=戦)
雉撃ち爺さん、花摘み婆さんJUDGEMENT「2」
「#04:」軍資金300,000枚事件「被疑者:」mika
彼女は言った。「一生に一度、勝ちたいイベントがあるの」
男性は応じた。「それで、何十万枚あれば勝てるんだい?」
彼女は桃色げっ歯類の『リズ』に肩入れして
その背景を是が非にも、と欲しがった
TOPを取るには300,000枚じゃ足りない!
おそらくもつれて500,000枚は飛び交うのではないか、と。
結論から書くと、大IXA(=戦)は起こらなかった。
張り詰めた緊張の糸が切れたのか、
彼女はVOICE POCOCHAの引退を表明!
余った300,000枚が民を狂わせ、歴史をかき混ぜることに。
雉撃ち爺さん、花摘み婆さんJUDGEMENT「2」
「#05:」推しが壁する5秒前事件 「被疑者:」まーにゃ,まるる
推しは去った。捨て台詞を残して。
「短い期間でしたけど、ありがとーございましたっ!」
どこに遺恨の異臭など感じよう?
その直後の非情なる「即」BLOCK措置。
僕は片道切符を握り締め、始発の修羅行き苦役列車を待った。
まーにゃは、晴れやかな顔(アイコン画面)で僕を睨んだ。
「MAX勲章をBLOCKする輩は地獄に堕ちてしまえ!」
プロフィール欄に添えた、呪詛の言葉。
まーにゃは激しく、それに反応。
「何て性格が悪い人なの! アンタなんて、サイテー!」
僕はBLOCKされているから、彼女の書き込みは見れない。
仲間の話を要約すると、彼女は毎日書き込みを違えて
会話している気分に浸っているという。
やがて彼女は精神を病み、
LIVE(雷舞)活動が出来なくなったと伝聞した。
「即」BLOCKは彼女自身の判断だったのか?
僕が彼女をBLOCKしていないから
「地獄に堕ちろ!」と言う酷い書き込みを
自由に閲覧することが可能な現実をどう受け留めている?
別離に感傷は付き物だ。他者のプロフの鑑賞は控え給え。
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