ふふ、こんなこねくり回した渾名だったとは、マッシュパイw
なかなか将棋の評価値みたいな形で音楽の優劣は測り難いような気もしますが、どうなんだろ、コンクール的なものでは有用だったりする未来もありうるのか?
しっかしスプリングウォーもそうですけど、こんだけ登場人物多いとわけわかんなくなりそうですけど、命名と味付けで印象残すのは、ほんと感心しますわw
作者からの返信
連載作品をはしごしてのコメントありがとうございます! ^^
「世界でもっともAIから嫌われたピアニスト」で何とかうまい語呂を作れんかと色々考えたんですが、元の英語のフレーズがそういじれない以上、「MHπ」みたいな謎の略語にどうしてもなってしまい 笑、もうこの際インターナショナルにこじつけが行われたことにしようと w
まこと、AIが演奏の優劣を測れるのかという問題ですが、「専門家が良いと判断する演奏のデータを繰り返し学ばせる」という力技的手法で、ある程度の判定自体はできると思うんです。それがどの程度の機械の性能を要求しているのかは知らんけど。
現実問題として、二百人参加のコンクールでベストテンとそれ以外を決めるのって、審査員の間でもそれほど議論は起きないようなんです。合議制でルールをしっかり決めてる分にはね。そういう意味でも、こういうことが可能な未来は案外近いのかもなと思います。ただ、当然ながらAIの判定にどこまでウェイトを持たせるのか。たとえば十人の中の一人の扱いなのか、総点の半分ぐらいゆだねてしまってもいいのかが問題です。
現在の空気なら、「AI審査員」が技術的に可能でも、あくまで審査員一人分の扱いにしかならんと思いますが、世論的に「公正な機械の声をもっと聞け」みたいな圧力がかかってくるかもしれない。本作は、そういう社会風潮も問題になりつつある近未来という構想で書いてるんですが……まあ詳しくはこの先をお読みいただくということで。書いてる私自身、ほんとにそういうSFにできるのかなとちょっと怪しかったりもするんで 笑。
あ、キャラはもうちょっと増えます。しばらくわちゃわちゃした感じが続きます。どうぞよろしく。
編集済
ネットに非接続のままで……の辺りから、そうえいばこれは近未来のお話で、SFなのだった、と思い出しました(笑)。SF的小道具の細かい描写がさすがです。テロ騒ぎもあって、政情も不安定。そして、マッシュパイって何だろう? と思って読み進めたところへ、きっちりと説明、で読みやすかったです。このミドルネームが命名されるエピソードもおもしろかった!
作者からの返信
コメントありがとうございます! そうです、これはSFです……と熱っぽくアピールしたいところですが、今のところはせいぜいスマホの次世代みたいなガジェットをそれっぽく描くことぐらいしかできません。というか、たぶんこの予測イメージは外れると思うんですが ^^。
サホのミドルネームについては、横車を押しまくった果てにアリのようなナシのような微妙な単語にこじつけました。いいかげん考えるのに疲れたので、たまたま意味の通ったニックネームがひらめいて、一も二もなく飛びついた、というのが真相です。もっともらしく読んでいただけたのなら何よりでした w
ちなみに今回分では、そもそもサホの昨晩のアルバイトとは何なのか、というところまで説明入れるはずだったんですが、入りきれませんでした。結構重要な情報だったりします。情報提示の交通整理がとにかく大変で……作品要素を絞り切れなかった書き手が全部悪いんですが……そういうわけで、説明的なシーンがまだ少し続きます。なるべく読みやすく構成しますんで、よろしくお付き合いください!