お屋敷の住人たち(その他登場人物)
《現在の家族》
祭ちゃん(姓は雛月です)
容姿―黒髪・ショートヘア
15歳にして最強の魔術師なんです。魔法師の国の建国者でもある偉大なるパパを殺し、最強の魔術師の座を勝ち取りました。ぼっちゃんのことを世界でいちばん大切にしてくれています。可愛くて、優しくて、カッコよくて、お金持ちで、ぼっちゃん自慢の祭ちゃんなのです。出番は少ないかしれないけれど、この物語のヒロインは祭ちゃんです。
魔術属性―真実
ぼっちゃん(本名は雛月花火ちゃん)
容姿・髪型は祭ちゃんと似てます。奇妙に動くアホ毛を持っています。お顔はまん丸のお月さまのようで、モチモチのほっぺたをしています
9つになる小さなぼっちゃんです。箱入りぼっちゃんのために性格はわがままで甘えんぼうです。虫や動物たちが大好き。メイドちゃんたちのことが大好きで特に夏海ちゃんと仲良しなんです
魔術属性―友情
夏海ちゃん
容姿―黒髪・セミロング
14歳の普通の女の子です。祭ちゃんところのお屋敷で働くメイドちゃん。他のメイドちゃんと違い魔法は使えませんけれど、ぼっちゃんの心をつかむのはいちばん上手なんです。ちまたでは美少女疑惑があります。でも普通の女の子なんです
魔術属性―魔術の才能なし
モモちゃん(本名は姫詩桃子ちゃん)
容姿―ふわふわで桃色の髪・ポニーテールが多いです。内面は陰のもですが見た目は妖精のように可愛らしい女の子です。胸もわりと大きいです。また由緒正しい家柄の者だけがまとえるなんかキラキラした鱗粉のようなオーラを発しています
とても立派な家柄の14歳の女の子です。感じの悪いことに基本男の子は嫌いです。またモモちゃん以上に感じの悪いふたりの姉がいます。でも尊敬する祭ちゃんが大切にするぼっちゃんだけは大好きなんです。根っからのぼっちゃんガチ勢であり、小さなぼっちゃんに本気で恋してる節があります。
イメージカラーはピンク(パステルカラー)
魔術属性―愛
ひまわりちゃん(黄色ちゃん)
容姿―金色の綺麗な髪が自慢です。少し癖のある髪をしています。セミロングほどの髪を短くふたつに結んでいます
13歳の女の子です。少々大人げないところがあり、たまにぼっちゃんとは本気の喧嘩になってしまうことがあります。また表紙を見るだけで頭の悪くなりそうな女の子向けの雑誌を愛読しています
イメージカラーはイエロー
魔術属性―太陽
青ちゃん(本名はなすびちゃん)
容姿―ふわりとした長い青髪をしています。おデコの部分の髪がくるんとしています。お人形さんのように愛らしい女の子です。またぼっちゃんと同じほっぺたモチモチ族の者でもあります
12歳の幽霊娘です。でも半分だけ人間なんです。基本自分勝手な性格で、怒ると質の悪い悪戯をします。でも小さなぼっちゃんにだけは、どんなことがあっても絶対に手をあげないだけの分別があります。祭ちゃんと並ぶ強力な魔法師です
イメージカラーはブルー
魔術属性―宝石
林檎ちゃん 15歳
容姿―燃えるような赤い髪をしています。普段は長い髪をシニヨンでまとめています。
メイドちゃんたちの中でいちばん綺麗な女の子です。ただ見かけに反し、少々抜けているところもあります。雅な言葉を使いますがそんなに立派な家柄の娘ではありません。戦闘に特化した魔術師であり、青ちゃんにも太刀打ちすることができるほどです。
イメージカラーはレット
魔術属性―炎
メロンちゃん(あだ名は緑ちゃん)
容姿―16歳くらいに見える女の子です。一部の髪の先端が花になっており、季節によって髪の色や花の色が変わります。
緑ちゃんの乳枕で眠ることはぼっちゃんの大好きなことのひとつなんです。メイドちゃんたちのリーダー的存在であり、教訓のような言葉が好きでした。祭ちゃんのことをいちばんよく分かっている女の子でもあります。
イメージカラーはグリーン
魔術属性―植物
メガネくん
執事の男性です。元々は祭ちゃんのパパのいちばん弟子でした。あまり活躍してるところを見る機会はないかもしれませんけれど、すごい魔術師なんですよ
魔術属性―禁忌
サマーショーとウィンタースノウ
お屋敷の近くの井戸を改良して住んでいるまにまにです。ぼっちゃんが困っていると力を貸してくれます
《始まりの家族》6〜9年前のお話です
雛月奉
最初にして最古の魔術師にして、魔法師の国の創設者なんです。また魔法の7人の父親でもありますが、娘の祭ちゃんに殺されてしまいます。若かりし頃は信念を持った青年でしたけれど、いっぽうで目的のためなら手段を選ばない残酷な一面も。年を重ねるごとにその一面は強くなりました。
魔術属性―禁忌
雛月祭
子供のころから強大な力を持った魔術師でした。でも7人の中では決して逸脱してたわけではなく、途中から桁外れに強くなりました。祭ちゃんだけは正真正銘の人間です。
雛月神楽(かぐら)
容姿―黒髪サイドテールです。子供の頃はかなり小生意気な感じがありました
神楽ちゃんは半分神様の血を引いています。それ故に神々と対立する魔法師の国では厳しい目を向けられてました。まあ嫌われてるのは魔女の血が流れる魔終ちゃんも同じですけどね。
メガネくんのことがお気に入りで、よくからかってました。祭ちゃんの叛逆を境に魔法師の国を去ってしまいました。もうひとりのヒロインです。もし2部があればですけどね。
魔術属性―罰
雛月花火
当事は今よりもっと小さなぼっちゃんでした。7人の末っ子にあたります。あまり小さかったので、物語にはあまり関われていません。でも、このぼっちゃんの誕生が祭ちゃんの物語の全ての始まりなんです。祭ちゃんの人生はただひとつ、ぼっちゃんの幸福のためにありました。
雛月なすび
青ちゃんは半分幽霊であり、小さいころからわがままな女の子でした。獅道のお兄ちゃんの背中につかまりながらふわふわと浮いていることが好きでした。パパのことはそんなに好きではなく、たびたび逃げ出しては連れ返されてました。祭ちゃんが青ちゃんをつかまえに行ったこともあります。この頃からぼっちゃんのことが大好きだったんですよ。故に祭ちゃんからの信用を得ることができました
雛月魔終(まお)
容姿・艷やかな黒い髪に同じ色の大きなリボンつけています。ゴシック系の服が似合いそうな女の子です。
魔終ちゃんは半分魔女の血を引いた女の子なんです。最初7人の中でも最強でしたが…祭ちゃんに抜かれてしまいます。パパのことが大好きで、祭ちゃんのことを一方的にライバル視してました。でもほんとうは祭ちゃんと仲良しになりたいと思ってたんです。なのに祭ちゃんの手で4度も殺されてしまいました。
魔術属性―災
雛月獅道(しどう)
容姿・淡いブラウンの髪です。背ががっちりと高いです。クール系のかっこよさがあります。
獅道のお兄ちゃんは半分獣の血を引いているんですよ。寡黙ではありましたけれど、パパのスパルタ教育の中他の子供たちともそれなりにうまくやってました。そういう性格や状況があったからこそ、祭ちゃんの心情の変化には気づけなかったのでしょうね
魔術属性―獣
雛月随意(まにま)
容姿・肌の色はオリーブ色です。これはまにまに共通ですね。くすんだ茶色の髪をツインテールにしています
随意ちゃんはまにまにの血を半分引いており、世にも珍しい女の子のまにまになんです。随意ちゃんにはパパにとって大切だったまにまにの面影が残っており、パパでもそれほど厳しいことは言えません。またまにまにらしい不屈の精神力も備えており、随意ちゃんも必ずしもパパに従う気はありませんでした。メイドちゃんたちと暮すぼっちゃんにとってのまにまにがサマーショーとウィンタースノウなら、祭ちゃんにとってのまにまには随意ちゃでした。でもまにまにらしいその優しさゆえに祭ちゃんからの信用は勝ち取れませんでした。
魔術属性―夢
メガネくん
容姿・メガネをかけています。もう少し説明を加えるならひょろりとした体型わりは背が高いです。あくまでも割には、ですけど。
雛月奉のお弟子さんです。彼の子供たちに対する扱いには違和感を覚えながらも、基本的には信望していました。優秀な魔術師ですがぼっちゃんを除く魔法の7人には及びません。祭ちゃんの謀反の際にはなにもできず、なにもできなかったからこそ、今のメガネくんがいるのです
緑ちゃん
人擬きの女の子です。昔っからやたら我の強い召使いでした。強い信念を持っており、パパに歯向かうことも。そのたびにこっ酷い仕打ちに遭うんですけど、全然懲りないんですよね。その愚直なまでの信念故に祭ちゃんからの信頼を得ることができました。
《神聖の一族》
戦の神々
容姿―意思を持った甲冑のような姿です。およそ生物とは思えません
彼らは他の神々と違い、自然の化身ではなく、魔法の7人を殺すために生まれた神々です。祭ちゃんの魔法の枠外にいる存在です。神々と魔法師たちの戦争を加速させてゆきます
天神時雨
容姿―黒い髪ハーフアップしています。女の子にしては背は高い方です。19歳くらいに見えます
天候を司る天神の有力候補です。神と同等の力を持っています。次代の天神は間違いなく彼女が選ばれるでしょう。格式も高く、敵でも無下には殺めず、改心を試みます。また祭ちゃんとは面識があります。後に随意ちゃんのとある行動から神としてのあり方に変化が生じます
天神雪花
容姿―雪のように白い長髪をしています。白い花の髪飾りをつけてます。また髪の後ろに白い数珠で結んでいます。
若き神聖の一族で、時雨ちゃんを信望しています。手はいつもブカブカの袖に隠れています。わりとおっとした性格です。
天神雷夢
容姿―金髪です。ただし、ひまわりちゃんのような綺麗な金ではありません。雷を思わせるトゲトゲとした髪です。
同じく若き神聖一族ひとり。時雨ちゃんの信望者です。気の強い性格です
天神風鈴
容姿―とてもさらさらしたエメラルドグリーンの髪をしています。
同じく若き神聖の一族のひとり。時雨ちゃんの信望者です。飄々とした性格です
神楽
魔法師の国を去ってからは雛月の名は捨てています。神々の国でもやはり彼女ははぐれものです。神聖の一族は八百万の神々ですが、神楽ちゃんの血筋は一応天神です。天神に所属していますが完全に認められていわけではなく、信者と同じ扱いを受けています。戦争で功績をあげれば、神聖の一族として認められることになっています
傘葉
容姿―雨色の髪をしています。髪は短めで素朴な可愛らしさを持っています。純真な綺麗な目をしています
天神の信者です。神楽ちゃんと一緒に天神の使いをしています。神楽ちゃんの友達でもあります
トレンティーナ
容姿―なんか葉っぱみたいな髪をしてます
大樹の神トレントの孫です。じっちゃんから借りた力でイキってたところ祭ちゃんにはあっさりと敗北してしまいます。祭ちゃんのとある意図により、無条件で開放されます
炎武
容姿―燃える炎の髪しています。猛々しい男の神です
炎の神です。死の魔法により祭ちゃんに殺されま
す。ただし、手傷を負わせることには成功します
フルード
容姿―髪も水です。異径です
水の神です。林檎ちゃんと交戦します
岩の巨人
容姿―そのまんま岩の巨人です。赤い宝石のような目をしており、戦の神よりはかなり生物を感じさせます
大地の神です。魔終ちゃんに呪いをかけられてしまいます。後に凄惨な最後を迎えます
《その他》
御剣六(ムツくん)
容姿―黒髪の短髪です。少々やる気のなさそうな目をしています。でも戦の神に対しては激しい怒りと悲しみの感情を吐露します
15才の男の子です。魔法は使えませんけど、剣術の名手です。少し不憫なところがあります。祭ちゃんのことが好きです
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