久里 琳さま
こんにちは。
久里 琳さまの詩歌を拝見するのはとても楽しいです。
この句、ぱっとみて、視点が人から自然へと移動していくのを感じました。表音文字であるひらがなから表意文字である漢字への移り変わり(初句の漢字ゼロから結句の四つへ)がその効果に一役買っているのかな、なんて思いました。
意味がまた、久里 琳さまらしくて(^^;)。本当に好きです、この一句。
苦言を心でつぶやくことにより、周囲の花見客たちの迷惑なほどの賑わい、さらには花真っ盛りの様子までもが彷彿とさせられますね。十七文字の豊かな可能性を感じます。
作者からの返信
お越しいただき、ありがとうございます!
視点の移動と文字遣いの移り変わりを重ね合わせる着眼がさすがですね。それまで喧噪が気になっていたのが、花と向き合っているうち周囲の様子は目にも耳にも入らなくなって、あとには自然と自分だけが残ったような。
十七文字の豊かな可能性は、作者だけでなく読者の感性でさらに広がっていくんだなと思いました。
久里様、こんにちは。
咲き誇り、人を楽しませ、潔く散る花に思いを寄せる久里様。
久里様のお人柄が表れた句ですね。優しさが伝わります。
作者からの返信
お越しいただき、ありがとうございます!
花に心を楽しませたり、慰められたりする人は多いですよね。
星都さんから人柄と仰っていただけるのは、とりわけうれしいです。