詩「紫陽花」

りろい/Liloy

五月病

もうこの時期かと悟るのも束の間。


明日を生きると決めたのに。


明日を歩くと決めたのに。


辛いと感じる瞬間を今、


より多くの瞬間で感じている。


紫陽花が咲く頃には


人は枯れていく。


人に水を与える季節を迎える頃に


紫陽花は滴り、枯れていく。


人間として全うして生きることが幸せか。


それが正解とは限らない。


子供心もAIみたいな心なしも


この世には存在する。


どんな大人になる?

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