第8話 市役所


 俺たちは外に出て敵を倒してる間に10人が出てきた。

 とりあえずゴブリンの剣は渡してある。

 どっちからくるのかを見てるとゴブリンが出てくるのが見えたのでそっちの方に行く。

ビルの間にダンジョンの入り口を見つける。 

 さっそくみんなで入って行く。

 とりあえず率先して俺らが倒しているが男の子達もなんだかんだで大人より倒してるっぽいな!

 洞窟型でフィールドと言ったらいいのか全てが見渡せるようになっている。

 ゴブリンを全部片付けたらみんな石碑に触り喜んでいる。

 そして剣を30本集めたのを合成して剣術の子に渡す。大人でも1人いたので作って渡す。

 でとりあえずはここでレベル上げよりも下に行った方がいいだろうと、扉を開けるとホブゴブリンだったのでさっさと倒す。

 ドロップにショートソードと魔石。

 宝箱には鉄の槍が入っていたので槍術を持ってる子に渡す。

 次の階層に行くとやはりフィールド型のようでオークが大量にいる。

 みんな奮闘しているな。


 危なそうなら助けに入る。

 と言ってもみんなそれなりに動けてるから大丈夫みたいだな。


 大体方がついてきたらレベル10になる子が出てきた。

 好きな方を選ばせスキルを取得している。

「あ、あの!ボス部屋にいきませんか?」

「ああ、行こうか」

 そしてみんなで入る。

 オークジェネラルだ、それでも体調が2メートルは超えている。

 男の子二名が跳ね飛ばされるが、生きているので回復してやる。

「く、くそっ!」 ひさ

「全員でかかれば勝てない相手じゃないさ」

「よ、よし!行くぞ!」

「オラァ!」

 オークジェネラルも対10人はきついだろ!

 なんとか勝って回復して行く。

「は、はぁ、なんとか勝てた!」

「まぁ少し早かったかな?」

 ドロップは鎧とオークジェネラルの剣に魔石だ。

 大人が鎧と剣を装備している。

「よし!まだまだ行くぞ!」

「待て待て、あんまり深追いするなよ?レベル上げしたりドロップで強化しないと」

「そ、そうだな!」

 で一度帰ることにする。

 大人たちは早くどうにかしたいみたいだがそれでも男の子達の方が堅実だ。

 とりあえずもう一本剣を作れたので男の子に渡しておく。


 ここの大人も自分が一番みたいだからあまり気にしないことにした。

 男の子達に。ある程度自分達でやれるようにな!と言い、俺たちもその場を後にする。


 そして俺とアキラはダンジョンに入っていき、まびいていく。3階層はマーマンだった。

「魚人きめえな!」

「槍だから間合いに気をつけろよ」

「おう!」

 まぁ、こんだけレベルが上がってればマーマンはなんとでもなるな。

「そこまできをつけるほどじゃなかったか?」

「俺らが強いだけっしょ?」

 でボス部屋でマーマンファイターと戦い、勝つとドロップでマーマンの槍と魔石、宝箱からは部位欠損ポーションが2個入っていた。

「おぉ、これで治る人もいるだろう!」

「だな!」

 4階層はリザードマン、やはり槍を持っているな、男の子達には悪いがここはあまり良くはないな。

 槍だから間合いが遠い。

「それでも近づければ一撃だ!」

「そうだな!あとサンダーショック」

「おっ!雷魔法!」

「水属性みたいだしな」

 痺れてる間にアキラがサッサと片付けて行く。


 ここで休憩すると、コンビニ弁当をかっこんでるアキラと話をする。

「…大人があまりにも自分勝手だな」

「しょうがない…そんなもんだな」

「ナツくらい余裕が出てくればいいのにな」

「これでも必死だぞ?」

 とおにぎりを齧る。

「そうかな?結構余裕で勝ってるじゃん」

「たまたまだよ、これでも死ぬのは怖いからな」

「まぁそうだな」


 ボス部屋に入るとリザードキングだった。

「サンダーインパクト!」

『グギャアアァァァ!!」

「今だな!」

 とアキラが首を斬る。

「まだだぞ!」

「へ?グアッ」

 尻尾で吹き飛ばされる。

「言わんこっちゃない」

 と瞬歩でキングに近づいて斬り裂くと消滅した。


「大丈夫か?」

「いてて、くそ、やったと思ったんだけど」

「消滅するまで気を抜くなよ?」

「あぁ」

「ヒール」

「回復魔法いいよな」

「だな、使い勝手がいい」

 ドロップはリザードキングの鎧と魔石。

 宝箱には槍がはいっていた。

 まぁ収納に入れておくか!

 4階層で今日はやめといて外に出て少し離れたところで車を出して休むことにする。

 テレビの映りが悪い、

「おぉ、テレビ局が襲われたのか?」

「かもな、あまりいい傾向じゃないな」

「はぁ、早く自衛隊こないかな?」

 と言いながら寝袋に入って寝る。


 翌朝起きると、学生5人が早速ダンジョンに行ってるみたいだ。

「おーい!」

「あ、おはようございます!」

「お前ら朝飯は?」

「あはは、あまりまわって来ないんで」

「ならこっち来い」

 とパンを出してやる。

「食っていいんすか?」

「食え、食べないと持たないぞ?」

「はい!」

 と朝飯を食って行こうとすると、

 大人がこぞって入って行くので隠れる。

「なんだあいつらは?」

「今頃なって出てきて!」

「まぁ大人なんてそんなもんだな」

 はぁ、もうちょっと率先してやらないのか?

「さて俺たちも行ってみようか!」

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