第45話【激闘開始!ライトVS翔魂!】
ーライト視点ー
俺は軍人組織のやつを討伐するためにセブンと雄介と別れて街中を歩きまわっている。セブンは北部、雄介は南東部、俺は南西部に分かれて軍人を1人1人潰していくことになっているんだ。
ライト「ッ!?」
急に嫌な気配を感じた。俺はすぐに人通りの少ない路地裏に入り、廃ビルの中に入っていく。
ライト「すげぇな...このビル8Fまであるのか」
タン...タン...タン...
俺が階段を上る音が鳴り響く。そして足音を消して嫌な気配は近づいてくる。
そうして8Fに辿り着いたとき、俺は声をかける。
ライト「もう出てきてもいいんじゃないか?人に見られる心配もないぞ」
するとゆっくりと嫌な気配の主は姿を現す。そいつは不敵に笑い、血を被ったような赤黒い髪をかき上げ、俺を見下したような目で見つめる。
軍人「始めましてだな!俺は
翔魂は巨大な銀色のナタを振り上げる。見た感じ3tは超えていそうだ。
ライト「でかいな...バカだろ」
翔魂「みんなそれを言う。しかし俺はこんなもの簡単に操作できるんだ」
早速翔魂はそれを俺に向かって振り下ろす。俺はバックステップでそれをかわすが...
ドゴォォン!!!
ライト「うぉっ!?やばすぎ!」
なんとそのナタは床を破壊し、俺を下の階に突き落としたんだ。しかし翔魂も同じように落ちてくる。
翔魂「やっぱ俺の相棒は強い!これでお前を両断する!」
ライト「これは苦戦するぞ...!」
こうして俺と翔魂の戦いが始まった。そしてこの戦いは俺の力を呼び起こすんだ...
ーハル視点ー
私はアリウスさんとムニさんと一緒に街の中央部を歩き回っています。どうやらこの街の中央部に悪魔のアジトがあると思われるので探知を行っているのですが、怪しい箇所が複数あるのですべて確認しています。
アリウス「この廃墟か?」
ムニ「こわい!いやだ!」
ハル「ここなら人が入ることはないのでアジトとしてはいい感じだと思うのですが...」
私は気配を確認してみますが、何も見つかりません。確証を得るために廃墟の中に入ってみましたが、クモの巣だらけで何もありません。
アリウス「これで3軒...本当にあるのか?」
ハル「あと2軒...おそらくはどちらかにあるでしょう」
私たちはすぐに他の場所を調べます。次の場所は最も怪しいと思われる地下道です。
アリウス「地下道には何かあるんだっけ?」
ムニ「たしかね...!しまってたお店があったよ!」
アジトにするぐらいなら目立たないところを採用するでしょう。私は地下道に入り、その店に向かいました。しかし
ハル「立ち入り禁止...ですか」
どうやらそこで工事が行われているようでした。しかし調査はするべきだと思うので気配探知を行います。しかし作業員の気配以外は何も感じられません。
ムニ「あとひとつだよ!大丈夫なの?」
アリウス「絶対にいるから大丈夫だぞ!」
しかし...なぜこのタイミングで工事を...?その疑問が生じたとき、その場に異変が起こるのでした...
次回に続く!
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