第14話【最強の秘密】

※このお話は過去のセブンの力と、今のセブンとエイトの力の秘密についてのお話です。

実はセブンは一度力の封印に失敗している。それはなぜか、とある恩恵が封印を邪魔したからだ。その恩恵の名は、「不干渉ミパレヴォリ

この恩恵は毒、強制、催眠、封印、複製などを許さない。つまり本来のセブンには状態異常は存在しなく、攻撃すら当たることはなかった。それが不干渉だから。

封印に失敗したセブンはとあることを思いつく。

セブン「恩恵をもう一人の自分にしてしまえば自分自身の力は抑えられるのか」

セブンは早速恩恵を封じ込めようと、新たな人格を作る。そうしてエイトが誕生した。

早速セブンは自分の能力、恩恵をエイトに埋め込み、大量にあったエネルギーを封印した。

その影響でセブンの中にはエイトがいて、エイトは力を扱えるのだ。ではなぜエイトは"最強の片鱗"なのだろうか。

実は、能力というものはエネルギーがないと扱えないのだ。そのため、本来の肉体であるセブンのエネルギーを媒介にしないと能力は扱えない。しかもセブンはエネルギーを封印しているため、エイトは能力を本来の一部分しか扱うことしかできない。しかしライト戦でセブンと違う動きを能力なしで見せたのはどういうことか。

エイト「恩恵、絶対無双アポリトス・アパラミロス

この恩恵は自分のステータス全てを極限の練度にするというものであり、エネルギー量に応じて練度の限界値が高くなる。

セブンのエネルギー量自体は大したことないが、セブンは身体が封印された状態に適応し始めているので、エネルギーの精度が上がり続けている。

エネルギーの精度というのは、エネルギー効率の高さを示す。精度が高ければ小さなエネルギーから大きな力を扱うことができる他にも、任意で扱う恩恵の負担が減少する。


ー自動恩恵と任意恩恵ー

この2つは重要なものだ。自動恩恵は、生命活動を続ける間、ずっと発動しているものを表す。そしてこれは自分の身体に負担をかけない。一方任意恩恵は自分が発動させるものとなっている。これは制限時間があったり、エネルギーを減らしたりする。そして身体にも負担をかける。セブンが使っていた恩恵である不干渉ミパレヴォリは自動恩恵で、絶対無双アポリトス・アパラミロスは任意恩恵だ。



ーセブンの強さー

実はセブンは無限に能力、エネルギー、恩恵を作り出すことができた。それはセブンの体質で、他人に与えることもできれば、自分に与えることもできる。しかしなぜかその力はエイトも持っていない。一体なぜなのだろう。それはまだわからない。

おっと、時間が来てしまったようだね。それでは私はここで失礼しよう。え?最後まで語っていたけど結局誰だったんだって?

私は...世界の創造神...ってとこかな!

それじゃ!次回はセブン視点に戻ろう!

セブンもそろそろ治療が終わりそうだしね!

次回に続く!

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