第24話 バイト先にて

その日の夜。バイト前にSNSを確認しようとしたが、まだ通知が鳴り止まないしアプリが重くて開けない。


仕方無くそのままバイトへ向かう。


俺はいつも深夜のコンビニでバイトをしているが、今日は心なしか客が多く感じる。

しかも皆俺を見ている様な気までする。

いつも仕事中はそんな感じはするが、今日は特にそう感じる。


気にしないフリをしながら仕事をする。


同じ時間帯に働いている同僚が何やら文句を言っている。

聞いてみると、コンビニの駐車場にゴミを放置している人達が居るとの事。

少し様子を見てみると、そこら中ゴミだらけになっている。

あまりに酷いので同僚1人ではどうにかなりそうにない。


「全く、酷いもんだよ。ここは私が何とかするから君はレジ番しといて」


俺は言われるままレジに着いた。

確かに掃除させられるよりはマシだ。大人しく従っておこう。

とは言え今日は何故か客が多いのでレジもそれなりに大変だ。


今日はお店で特別なセールでもやってたっけ?等と思いつつバイトの時間は過ぎていく。

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