　焼き払うか。

　リトルクイーンに向けて火炎放射器を放つ。

「ぎゃあアアアアア！」

　可愛らしい見た目から似つかわしくない悲鳴を上げると焼け落ちて消失する。

「行きましょうか」

「ああ」

　そう返事をするとまた階段の先にリトルクイーンが出現した。

「二体目！？　ボスモンスターじゃないのか？　それに階層を超えている？」

「キシシシシ！」

「燃えろ！」

「ぎゃあアアアアア！」

　火炎放射器で消しとばす。

　階層をこえる性質を持つのは厄介だな。

　早いのでこのまま振り切れる保証がない。

　このまま転移陣がある層まで追いかけっこを続けるのは勘弁してほしいが。

「十層か」

　上の階に到着すると見慣れたクリスタルだらけの部屋──十層に到着した。

　地上に出る転移陣はすぐそこだ。

「生徒会長、念のためにこの人たちを担いで転移陣に先に言ってもらっていいですか」

「わかった」

　生徒会長にそう頼んで、二人を渡すと空中にピクシーがリトルクイーンの時の比ではないほど集まり、バビロンほどの大きさのあるリトルクイーンが現れた。

「先手必勝！　燃えろ！」

　生徒会長たちにちょっかいをかけられてもたまらないので、動く前に火炎放射器で炎を消し掛ける。

　　　　　───

続きを書くモチベになるので、是非とも星⭐︎⭐︎⭐︎、フォローお願いします！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい