第64話ダークチェリー坑道で
そこは多様な色と光の鉱石がきらきら輝くきれいな暗黒星雲の坑道だった。
入り口のミルクスタンドを過ぎて以来、人1人見かけない。
そう、人は見かけない。
コツ、コツ。コツ、コツ。軽快な音が、どこからともなく聞こえてきて、
こつこつ。こつこつ。なにはともなくラビィを取り囲んだ。
それは骨の軍勢だった。
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