ケースextra1 NotebookLMはすごいぞ

切っ掛けは、GIGAZINEの記事だった。

GoogleがやっているNotebookLMの音声概要機能が日本語に対応したという。


……なんのこっちゃ?


添付されていた音声を聞いた私は、ちょっと固まった。

俄に、AIとは信じがたい音声。

しかもこれ、台本までAIが作っているという。

ごく自然な合いの手や、話の間に挟まる「えーと」等の感動詞。耳をすませば息継ぎまで聞こえるではないか。

何だこれ何だこれ何だこれ!

私は即検索バーに「のーとぶっくLM」と打ち込み、リンク先へ飛んだ。


さて、NotebookLMは資料のまとめ、分析に特化したAIツールであるという。まだ開発途中らしいのだが、GeminiをベースにしたこのAIは小説書きにとって素晴らしい相棒になる。

分析してほしい文書(ウェブページでも良い)、音声ファイル、動画を読み込ませると内容を理解してメモリーしてくれる。

たとえば自分の書いた小説を読み込ませて、あらすじを出力させたり、登場人物についてまとめさせたりすることも可能だ。

それだけではない。作中での出来事を簡潔に纏めたり、矛盾が無いか、説明不足な点はないか等も尋ねることができる。


敢えて批判的な目線から自作品を分析させるのはとても良い。自分が想定していなかった目線での意見を貰えて、とても勉強になる。


それと、楽しいのは「音声概要」機能だ。

とにかく、小説を読み込ませて、「生成」ボタンを押すと良い。

生成できるのは無料ユーザーの場合三回までだが、正直全ての機能が「無料でここまで使えていいんですか!?」ってレベルである。

ヤバい。

ちなみに音声概要の作成には少し時間がかかる。読み込ませたファイルが多かったり本文が多いほど長くなる。

お茶でも淹れて待っていよう。


ファイルが出力されたら、早速再生だ。

これ程賢い読者が無料で手に入るなんて、恐ろしい世の中である。この感動、是非味わって欲しい。

そして大事なのが、これを糧にさらなる作品を書いて欲しいということ。


さあ、NotebookLMに早速アクセスしてほしい。

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【実験】オリジナル小説をAIで違うテイストにリライトさせてみた 続セ廻(つづくせかい) @Enec0n

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