舞台裏を整頓する。誰かじゃない、自分のために。

小役人である主人公が、でこぼこで穴のある性格の男ばかりな勇者パーティの持つ問題を支え、整頓し、少しだけ(あるいは、劇的に!)よくしていく物語。

1話1話に読み応えがあり、王道を少し外してはいるが、見どころはしっかり描写されている。現代らしい作品とも言える。

キャラクターたちもまた、白黒/裏表だけでない魅力があり、ひとりひとりの掘り下げが行われることも素晴らしい。
タグにある通り顔のいい男たちとのブロマンス的展開も嬉しく、キャラクターの人間性に関するストレスなく読めた。

現在は更新が止まっているが、次の更新があればかじりつきになってしまうこと間違いなしだと思う。文句なしの星3!

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