8月18日

 前回からまた間が空いてしまったのですが、今日はいいことがあったので、それを書きたくなりました。


 今日は母がこちらに来てくれて、一緒に買い物や夕食を食べに行きました。その合間にいろいろな話をしたのですが、そもそも母と私は性格が正反対で、血が繋がってなければ友人にもなれなかっただろうと思うほどで、やっぱり話が合いませんでした。

 母はすぐに忘れてしまう人で、私は反対に子どもの頃のことも詳細に覚えているので、私が昔の話をしても、最近の話をしても「そんなことがあった?」と不思議顔。

 反対に母が何度も同じ話をするので、私はその度に「前も言ってたよ」と苦笑するのですが、母は「そうだったっけ?」とまたもや不思議顔。


 最近は母が知り合いの方にも「それ前にも言った」と言われたそうで、「私、ボケが始まったのかしら……」と心配していたので、「いや、昔からだから大丈夫よ」と返したら「フォローになってない」と不服そうでした。


 だけど、本当のことなんですよね。

 昔は何回言っても覚えてくれないから、それだけ私に興味がないってことなのかとショックだったんですが、何のことはない、ただ忘れることで気持ちの切り替えがしやすい性格だったという話でした。

 だから、「忘れることは悪いことじゃないと思うよ。それだけ切り替えが早いってことだと思う」と言ったら「それならいっか」と笑顔になりました。

 で、その後もまた同じようなやり取りを繰り返していたのですが、何回も繰り返していたらおかしくなってきて、二人で大爆笑でした。


 性格が合わないなら合わないなりの楽しさというのもあるんだなあと実感しました。

 ただし、私と似ている父は無理だそうで「できるだけ一緒にいたくない」と母が言っていました。そんなことを言いながらも先週も先々週も一緒に出掛けていたんだから、夫婦って不思議ですね。


 まあ、喧嘩しながらもずっと一緒にいるんだから私にはわからない何かがあるんだろうなと思います。

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日記 海星 @coconosuke

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