知的要素と娯楽要素を兼ね備えた文庫本クオリティのスパイ系作品

久しぶりに独自の世界観を持った素晴らしい作品に出会いました。タイトルとあらすじで損している典型と思います。

クレバーな諜報活動を描きつつ皮肉の効いた言動が読者に緩和をもたらす知的要素だけでなく、ミッションインポッシブル並みの急展開に学生時代の同期との友情要素が上手くスパイスされた娯楽要素も兼ね備えていました。

文章のクオリティは文庫本相当なので、小説をしっかりと読みたい方には特にオススメします。

本作品が気になった方は、最低4話、出来れば8話まで読んで下さい。8話まで読めば素晴らしい余韻に浸れます。

応援しております。

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