EP3 魔法属性って、こんな慌ただしかったっけ?

「では始めますよ。」

なにが..起こるのだろうか。。

悪魔への生贄か!?

それとも、目玉を私から奪うのか!?

いや違うな。


教会のお婆さんが手を合わせて数秒後

「終わりましたよ、あなたは幸せに生きるでしょう」

え?それだけ?

いやいやいやぁ、まっさかぁ?

まさか、ね??うん、、

って短ぁぁ!


「よかったなぁ、ミクロ」


「よかったわねー!ミクロ!」

なにも良くない!

実質怖い雰囲気のなかお婆さんが手を合わせるのを見せられただけだからね!!


はぁ、まぁでも長くて終わるのがだるいやつよりはましか。

逆に良いのかも?

もっとすごいのがくると思ってたんだが。


そのまま私は家に帰った。


家に帰ったあと特にやる事ないなぁ。

と思っていたが母が

「ミクロ、あなたも魔法の適性を調べるわ、もう5歳にもなったから適性が出てるはずよ」

魔法適性!?

私が一番求めてた単語!

ってこの適性検査を教会に設ければ良くないか?…


「おー、ミクロももうそんな歳かぁ」


「お父様、まだ私は5歳ですよ」


「おっ!そうだ!魔法適性検査が終わったあと、俺の剣術、教えてやろうか?」

剣術!

異世界流剣術も是非見てみたいものだ。

魔法だけじゃあ足りないこともあるからな!


「はい!」


最初に魔法属性が何なのかを測った。

魔法の属性はそれぞれ、火、水、土、風、雷、、闇、光、時んーここまでは前世の異世界物でも似たような物だ。

でも最後の一つ、(理想)が物凄く気になった。


「理想って、何?」


「理想はね、数万年に一人の確率で生まれる、稀な属性を持った人の事よ、、何でも一つ、自分の理想を身につけることができるんだよ」

聞けばもうそれはぶっ壊れだった


早速属性が何かを水晶で確かめることになった。

ふむふむ、ここに触れると属性の色が出るんだな?

何が出るかなぁ、雷もいいしぃ

光とか闇もいいな!

そしてそっと手を触れる

おー!光った!


「お母様、この色は何の属性?」


「これはね、時と、、、うん?何かしらこれ、虹色。」

まさか理想属性だったりして!?

「あなた、これ見て」


「んー?どうしたー?、??何だこの虹色は、?」

だから理想だってばぁー!

んーどんな能力願おうかなぁ


お父様は少し慌ただしく

「魔法に詳しい先生を呼んでくる」

と言って家を出た。

魔法に詳しい先生?

すごい魔法使いかなんか、かな?

「お母様ー、なんでお父様は出て行ったの?」


「それは、ミクロが理想属性かもしれないからよ!」

ふふ、いよいよ確定してきたんじゃないか?

理想!

カモーン!力!

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