第185話 黒鬼エンドレス4



 明けて翌日。

 馬車に乗った俺たちは一路黒鬼の岩場へと向かっていた。

 馬車は一般的な荷馬車で、乗合馬車のような座席はない。

 御者台で手綱をとるエドウィンのほか、野営の道具と一緒に荷台に積まれているのは5人。

 俺とティア、補助要員としてエルザ――――そしてオーバンとアデーレだ。


 当初は人選に難色を示した俺だったが、ティアが合流したこともあって渋々ながらオーバンとアデーレの同行を了承した。

 ティアの魔法で殲滅戦をやるなら、相手を押しとどめるための前衛は何人いても困らない。

 敵の気を引く程度の仕事をしてくれれば儲けものという程度で、戦力としては期待はしていなかった。


「…………」


 ガタゴトと揺られながら代わり映えしない風景をぼーっと眺める。

 何か話の種になるようなものがないかと探していると、左からティアが裾を引いた。


「今回の調査は目的地が決まってないんですよね?今はどこを目指しているんですか?」

「まずは黒鬼が目撃されていた岩場だな。その後さらに北上して森の中を捜索……だったか?」


 記憶が曖昧だったので、ティアと反対側に陣取るエルザに尋ねる。


「そうよ。一応状態を確認しておきたいというのもあるけど、当面の目的地までの中継点にもなってるから」

「道標ってわけか」


 俺はエルザの手のひらに収まっている方位磁針に視線を向けた。

 GPSどころか詳細な地図すらない劣悪な環境で、街道から外れて森や山を往く旅人の救いとなるこのアイテムは、しかしスマホのナビと違って誰にでも使えるわけではない。

 理由は単純、方角がわかったところで自分の位置がわからなければ意味がないからだ。


 実際、現在地も四方に特徴的な構造物がないただの草原である。

 俺が方位磁針を使っても迷走するのがオチだろうが、エルザやエドウィンは木や岩などの些細な目印を使って現在位置を把握できるらしい。

 方位磁針を使いこなすにはある程度の土地鑑か、あるいは天測の技術が必要になるのだ。


「そういうこと。岩場からほぼ真北にあるから、岩場からなら迷う心配もないわ」

「流石に地元民は詳しいな。こっちの方にもよく来るのか?」

「たまに見回りでね。といっても、森を抜ければ他の領主様が治める土地だし、そっちの街や村と定期的な交流があるわけじゃないから詳しいとまでは言えないわ」


 そう言いながらも、エルザの表情にはたしかな自信が垣間見えた。

 自分が迷うとは小指の先ほども思っていなそうな様子は、前世から治る気配がない方向音痴という状態異常に罹っている俺からすれば羨ましい限りだ。


「ということだそうだ、ティア」

「あ、はい……。ありがとうございます、エルザさん」

「どういたしまして。どうせしばらく暇だから、なんでも聞いてちょうだい」


 どうやら暇を持て余していたのは俺だけではなかったようだ。

 せっかくだから、北の領の話でも聞いてみるか。


「北と交流がないのはなんでだ?通行税でも取られるのか?」

「交流する旨味がないからよ。ウチの村もそうだけど、北の一番近い村にも売りになる物がないもの。距離もあるし、何より街道が整備されてないから、無事に向こうにたどり着けるかもわからない。こんな状況で取引しようと考える人はいないわ」

「他領との街道が整備されてないのか……。なんでだろうな?」

 

 前回の遠征で俺たちも通った街道は、帝都や交易都市との重要な交易路であるため、しっかりと整備されていた。

 それだけに、領都から領都への交通が整備されていないという事実は意外に感じられた。

 村に住んでいたときは村から見て南に広がる森での活動が主だったから気にしたことはなかったのだが。


 そんな疑問に対し、エルザは明確な回答を提示した。


「ウチの領都と北の領都の交易なら、船が主流だもん」

「ああ、そういえば……」


 辺境都市の北を掠めるように流れる大きな河川は、そのまま海まで続いている。

 川が海とぶつかるその場所には商業で栄えるそこそこの規模の街があるから、そこから北の領都――新興都市と呼ばれている――まで船を出せば、確かにその方が交易コストは安くなりそうだ。

 沖合に住むという恐ろしい魔獣や妖魔も沿岸に寄ってくることは稀だろうし、盗賊が出る陸路と比較すれば安全性も高い。

 街道が整備されないのも道理だった。


「なんで都市暮らしのアレンが知らないのよ。冒険者として手広く活動するなら、そういう情報は集めておかないといつか身を亡ぼすからね」

「地理は苦手でな。その辺は仲間の方が得意なんだ」


 旅慣れているらしいクリスと商家の娘であるネルは、どちらも国内情勢をよく理解していて頼りになる。

 俺も情報の重要性は理解しているし必要な情報は都度収集しているつもりなのだが、出自の格差がそのまま情報量や知識量の格差となる現実は如何ともしがたい。


「もう……」


 エルザはわざとらしく溜息を吐いた。

 しかし、そんな仕草に反して彼女の浮かべる表情は柔らかく、本心から呆れているわけではないと俺にもわかる。


 それからしばらく、エルザは新興都市の話をしてくれた。

 過去に帝国で発生した独立騒動のときに領主が変わったこと。

 売りとなる産業がなく、農業、漁業に加えて迷宮都市と辺境都市の交易の中継も担って何とかやっているが、経済は低迷していること。

 その結果、徐々に治安に影響が出ていること。


 大変ありがたいのだが、なんというか――――


「……悪い話ばっかりだな」

「そうね。こういう情報、知らないとひどい目に合いそうな気がするでしょ?」


 それが言いたかったのか。

 したり顔のエルザを見て、俺はようやく理解した。


「てか、なんで田舎の村の受付嬢がそんな情報を知ってるんだ?」

「田舎だからこそ、積極的な情報収集が大事なの。口を開けて待ってるだけじゃ、誰も情報を恵んでなんてくれないのよ?」

「…………」


 都市に戻ったら、もう少し情報収集に気を配ることにしよう。

 おそらくフィーネに頼ることになるのだろうが。


 会話が一段落して、ふとティアの方に視線をやった。


 エルザに礼を言った後、会話に入ってくることもなく沈黙を守っていた彼女。

 その表情は、どこか寂しそうに見えた。

 

(ああ、しまった……)


 失敗に気づき、内心で舌打ちする。


 ティアに話しかけられる直前、自分は何をしていたのだったか。

 退屈しのぎになればと思い、話の種を探していたのだ。

 それはティアだって同じだろうに、話の内容に気をとられてエルザに話を振り、そのままティアをほったらかしてエルザと話し込んでしまった。

 俺がそんな対応では、ティアだって黙るしかあるまい。


「…………」


 ティアはまだ、俺が彼女を見つめていることに気づいていない。

 彼女の視線は遥か彼方、丈の低い草が生い茂る草原を彷徨っている。

 その様子は先ほどまで話の種を探していた誰かとよく似ていた。


(ティア……)


 彼女に対して抱く想いが双方向のものだと強く実感した途端、愛しさが募って彼女に触れたくなった。

 視線を落とすと、他人の視線に遠慮してか少しだけ空いていた隙間。


 そこに所在なさそうに置かれていた彼女の右手に、自分の左手を重ねた。


「アレンさん?」

「どうした?」

「いえ、何でもないです」


 それを消極的な同意と理解した俺はそのままにじり寄って、彼女の肩を抱き寄せた。

 彼女が驚き、目を見開く。

 

「…………アレンさんは、人の視線を気にすると思ったのですが」


 普段、人前でのスキンシップは控えめにしている俺が、突然大胆な行動に出たことで困惑が勝っているらしい。

 このままティアが困ったままだと俺がとても痛い奴になってしまうので、もう一押し。


「ティアが可愛いから、今日だけ特別」

「ッ!」


 耳元で囁くと、ティアは小さく震えた。


 我ながら、いつになく積極的な言葉だ。

 口に出した後では手遅れだが、今更恥ずかしくなってきた。


「そうですか。それはとても良いことを聞きました」


 上目遣いで悪戯っぽく微笑んだ彼女は、しかし言葉とは裏腹にするりと俺の腕から抜け出した。


(あれ、フラれた……?)


 そう思ってショックを受けたのもつかの間、ティアは片膝を立てて座っていた俺の膝の間に入り込み、俺に背を預けた。

 彼女が俺にどうしてほしいと思っているのか、これなら言われずとも理解できる。

 優しく彼女を抱き寄せ、長く艶やかな髪に顔を埋めると、ついでとばかりに甘い香りを胸の奥まで吸い込んだ。


「…………」


 ティアは恥ずかしそうにしながらも、嫌がらずされるがままになっている。

 それどころか、体の力を抜いて寄り掛かってくれている。

 そんな彼女の様子に、愛しさがますます膨れ上がった。

 それこそ、抱きしめる以上のことができないのが惜しいと思うくらいに、心がティアを欲していた。

 思わず、抱きしめる腕の力が強くなる。


「……アレンさん?」

「悪い、痛かったか?」


 俺は謝って、すぐさま腕の力を緩めた。


「私は大丈夫です。ただ……アレンさんは大丈夫ですか?」

「うん……?」

「……いえ、大丈夫ならいいんです。このまま、少しだけ眠ってもいいですか?」

「ああ、もちろんだ」

 

 ティアは微笑むと、彼女を抱きしめる俺の腕に手を添えて目を閉じた。

 彼女が休みやすいように体勢を変えながら、俺は彼女の言葉の意味を考える。


(大丈夫、か……)


 見るからに大丈夫そうな奴に、大丈夫かどうか尋ねる人はいない。

 まして、それを口にしたのは俺のことを妄信するきらいがあるティアである。


 彼女から見ても、俺が大丈夫ではないように見えるということだ。

 

(まあ、俺らしくない行動だと言われれば否定できないか……)


 普段の俺ならば、ティアに触れたくなっても手を握るくらいで止まれるだろう。

 ティアが抱きしめたいくらい可愛いと思っても、実際に抱きしめるには至らない。

 他人の視線がある状況ならなおさらだ。


(最近はストレス要素も多かったからな……)


 心が癒しを求めているのかもしれない。


 この村で起きている――あるいは過去に起きた――あれこれもそうだが、西方面への遠征も心が削られる出来事が多くあった。

 妖魔や盗賊を警戒する必要がないと思っていた街の中で起きた襲撃は、その最たるものだ。


 特に女性陣が襲われたこと。

 それを直接目撃したこと。

 これらが少しばかり心に効いている自覚はあった。


 昨年俺が引きこもってからパーティ結成を決断するまでの期間、ティアが襲われそうになったとフィーネから聞いたこともあったが、やはり見るのと聞くのでは大きく違う。

 前世でも凌辱系は苦手だったのに、それが現実として想いを寄せる少女の身に降りかかるというのだから心に負荷が掛かるのも当然だ。


 駆け付けるのが数分遅かったら。

 女性陣の部屋を襲撃する奴らが、こちらを襲撃する奴らよりも先行していたら。

 何かの歯車が少しだけずれていたら、腕の中の少女をも永遠に失ってしまったかもしれないのだ。


「…………ッ」

 

 それは俺にとって、最悪のトラウマの再現に他ならない。


 そう考えると今でも身震いしてしまう。


(はあ、参ったな……)


 寝息を立て始めたティアの艶やかな髪に指を通しながら、静かに溜息を吐いた。


 初めての遠征を終えて都市に帰還したのは10日前。

 遠征後、二人きりでゆっくり過ごすのは昨日が初めてだ。


 だから、今まであまり意識していなかったのだが――――


(俺は、ティアを失うのが怖いんだ……)


 ティアを守るためには彼女を自分の傍に置くのが一番だが、ティアが近くにいるほど、彼女を失う恐怖に心を侵されてしまう。

 どちらを選んでも恐怖から逃げられないなら、俺はその恐怖に耐えなければならない。

 フィーネが教えてくれたとおり、彼女を遠ざけても彼女に降りかかる危険がなくなるわけではないのだから。


「…………」


 ティアを抱く腕の力が再び強まりそうになる。

 衝動を堪えて、代わりに彼女の甘い香りを吸い込むと少しだけ心が落ち着いた。


 この恐怖に耐えるには、強い自信が必要だ。

 ティアを害そうとする何者からも、彼女を守り切れるという確信が欲しい。

 その確信の根拠となるべき力を、俺は必要としている。


(ああ、結局はそこに落ち着くんだ……)


 あれやこれやと頭の中で右往左往した挙句スタート地点に戻ってきてしまった。

 おかしくて、つい口の端が上がってしまう。


 敵を排除するための武力。

 敵を寄せ付けない名声。


(英雄になれば、手に入る……)

 

 俺が英雄を目指す理由がひとつ増えた。

 いや、元々守りたい人を守れるようになるために掲げた目標なのだから、増えたというよりも強くなったというべきかもしれないが。

 

 いずれにせよ――――


(俺が心の平穏を手にするためには、俺自身が英雄になるしかない……)


 なれたらいいな、ではない。


 英雄になることは、俺が安心して生きるための必要条件となった。 


(しかし、随分と惚れ込んでしまったなあ……)


 腕の中で眠るティアの髪を指先でくるくると弄び、その髪に顔を埋めながら考える。

 

 自分がここまで女に惚れ込むタイプだとは思わなかった。

 思えば、前世で異性と付き合った経験はたったの一度だけ。

 しかも周囲にカップルが増えたことで雰囲気に流された結果のことで、ろくにデートもせず、進学先が分かれたことでフェードアウトしてしまった。

 そのときはこんなものかと諦観を抱きつつ、自分は愛情に欠けた人間なのかもしれないと悩んだりもしたのだが。


 それが今では、腕の中の少女を誰にも奪われまいと必死になっている。

 俺とティアとの関係性は、彼女が俺に依存したり甘えたりする部分が主軸だと思っていたのだが、これではどちらが依存しているのかわかったものではない。

 昔の自分が今の俺をみたら、どう思うだろうか。

 想像すると自分の口から小さな笑いがこぼれて、心を蝕みつつあった不安が少しだけ軽減された。


「すう…………はあ…………」


 体の中に溜まっている負の感情を吐き出すように、大きく深呼吸をした。


 穏やかな風を浴びて進む馬車の荷台から、進行方向を眺める。

 まだ岩場は見えないのに、周囲の風景から岩場に近づいていることを何となく感じ取れたのは、何度も岩場に通ううちに多少は土地鑑が培われてきたからか。


(もうじき岩場が見えてくるはずだ。岩場が見えたら、到着するまであまり時間はないが……)


 ティアをどのタイミングで起こせばいいだろうか。


 そんなことを考えていて――――


(…………いや、違うだろ)


 ふと我に返り、腕の中の少女を見つめる。

 惚れ込んだとか奪われたくないとか。

 そんなことを思いながらも、まだ俺は彼女に想いを告げていない。

 俺と彼女の関係は、いまだにパーティメンバーのままなのだ。


『アレンさんが率いる『黎明』に所属しています。よろしくお願いしますね』


 昨日のティアの自己紹介が思い出された。

 自分はパーティメンバーに過ぎないと彼女に言わせているのは、他ならない俺自身だ。

 耳元で甘い言葉をささやき、彼女を自分のモノのように扱いながらも、決定的な言葉は口にしない。

 そんな俺が彼女を失うことを怖れるなんて、どうして許されるだろうか。


(ああ、そうか……)


 これまで俺はティアと恋人関係になるための一歩を踏み出そうとしなかった。

 その理由に、ようやく気づいた。


 ティアに想いを伝えられないのは、思い出の中の少女への未練が残っているからだと思っていたが、それだけではなかったのだ。


(ティアが大切になればなるほど、彼女を失ったときの喪失感が大きくなるから……。だから、俺は彼女に想いを告げられなかったのかもしれないな……)


 気づいてしまえば本当に馬鹿らしい理由だ。


 ティアが恋人だろうがそうでなかろうが、今となっては関係ない。

 彼女を失うことになったら、どうせ耐えられやしないのだ。

 それくらい、彼女の存在は俺の中で大きくなってしまった。

 

 だから――――


(ついに、そのときが来た……ということなんだろうなあ……)

 

 俺は馬車の進行方向を見据える。


 遥か彼方、もう何度も通った岩場が見えてきた。

 その先には森が広がっており、さらに進めば他領となる。


 幾つもの村や街、都市を越えたその先に――――思い出の少女が連れ去られた彼の地があるはずだ。


 そこに行けば何かが見つかるわけではない。

 そんなことはわかっている。


 それでも、わかりやすい区切りが必要なのだ。


(ずっと避け続けてきたあの場所に、ティアを……仲間たちを連れて行こう)


 俺の過去の大部分はすでに語られている。

 おそらく、クリスやネルも嫌だとは言わないだろう。

 彼の地で思い出の少女の痕跡を辿り、少女が何処にもいない現実を受け入れる。

 酒でも飲みながら冒険者アレンの前日譚――――孤児院での暮らしと、そこで共に過ごした少年少女の話を仲間たちに打ち明ける。

 そこまでやれば、俺だって前を向いて進めるだろう。

 

 思えばティアをずいぶんと待たせてしまった。

 俺がはっきりしないせいで、不安を感じさせたこともあっただろう。

 遠征後の宿で襲われたときだって、俺との関係性が明確だったならあれほど取り乱すことはなかったかもしれない。

 

(もう少しだから……。もう少しだけ、待っててくれ……)


 心の中で詫びながら、彼女の髪に優しく口づけた。


 そのとき――――ガタリと音が聞こえた。


 音の方に視線をやると、水筒が倒れて水がこぼれている。

 その隣には、慌てて水筒に手を伸ばすアデーレの姿があった。

 その視線はこちらに向いておらず、水筒を起こしてこぼれた水の始末をしているが、視線は不自然に水筒や荷馬車の床板に固定されており、頬は赤く染まっていた。

 

 そんなアデーレの様子から、俺は今更ながら周囲に人の目があることを思い出した。

 俺がティアの甘い匂いを吸い込んでいるところも、髪を撫でているところも、全部見られていたということだ。

 もしかしたら、小声でのやり取りまで聞こえていたかもしれない。


 アデーレとオーバンに、そしてエルザにも。


 視線が吸い寄せられるように、エルザの方を窺う。

 彼女の顔は馬車の進行方向と真逆を向き、こちらから完全に顔を背けていた。

 明らかに、こちらに気を遣ってくれているとわかる体勢だ。

 それはつまり、エルザも俺とティアのやり取りに気づいているということに他ならない。


「…………」


 最初の目的地が間近に迫っており、今から寝たふりは難しい。


 俺は羞恥で赤くなる顔を隠すために、ティアの髪に顔を埋めた。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る