第5話 冒険者登録と登録試験

リナに銃がバレてから5年がたって10歳になった

あのあとリナに銃を教えたりリナを鍛えたりこの世界について勉強したりしてたら5年がたってリーン先生がそろそろ将来を考えた方がいいと言ってきたので

リナとリーン先生と一緒に冒険者登録を行いに街に来た

ついでに言うとこの世界の国では共通して15歳が成人となっている


「リーン先生冒険者ってどういうことをしてるの??」


「冒険者は魔物を狩ったり古代遺跡を探索したり薬草を取ったりしているのよ」


「古代遺跡ってなに??」


「古代遺跡って言うのは古代文明が作った遺跡の事よ」


「その古代文明って言うのはどういうやつなの??」


「代表的なのはリング帝国っていう国でこの大陸の大半を支配していたっていう記録があるの」

「それで最古と思われる物はリング帝国の遺跡の記録の中にに記述があって

大体1万年以上昔と書いてあったらしいの」


「へーそうなんだ」


「リナそろそろ着くよ」


俺たちは冒険者ギルドリファ支部と書いてある建物の中に入った

その中には右に酒場があって右に依頼や連絡用の掲示板があり

入り口からまっすぐ行った所に5つの受付があって報告窓口と受注窓口が2つあり残り1つは登録・依頼窓口と書いてある


「あっリーンさんこんにちは」


「こんにちは」


「今日はどんな御用でしょうか」


「今日はこの子達を仮登録させるために来ました」


「メテウスです」


「リナです」


「承知しましたすぐに準備しますね」


受付嬢が紙を差し出してきた


「これに自分の事を書いてね」

「代筆は必要かな??」


「大丈夫です」


「私も大丈夫です」


紙には名前と年齢とスキルを書くところがあって

俺達は普通に書いた


「ねぇねぇメテウス君」

「創造だけど戦えるの??」


「大丈夫ですオリジナルの武器で戦えます」


「オリジナルの武器って近くか遠くかその間かどの距離で戦うの??」


「遠中距離ですね」


「それならこれを持って訓練場に行ってね」


受付嬢がカードのような木の板を渡してきた


「あっちにあるから」


「わかりました」


「ありがとうございました」


━━━━━━


訓練場に向かったら奥行き30m幅20m位の広場があって

そこには中年のオッサンがいた


「お前ら仮登録に来たんだよな」


「「はい」」


「ならカードを渡せ」


俺達はカードを渡した


「お前は何の武器を使うんだ」


試験官はリナを指して言った


「弓と短剣です」


「二人とも遠距離か」


「俺は全距離いけます」


「どういう事だ」


「試験をすれば分かりますよ」


「あぁそうだな」

「よし少し待ってろ」


「ねぇねえメテウス君メテウス君が使う武器ってなんなの??」


「みてれば分かりますよ」


━━━━━━


「よし準備出来たぞ」

「メテウスと言ったかお前はあの三つの的を射貫け」

「リナだったよなお前はあの的を射貫け」

「その結果によっては本登録がすぐに出来るから頑張れ」


俺はバレットとRPG7とグロッグ18Cをアイテムボックスから出した


「あなたアイテムボックスも使えるの?!?!」


「分かんないけど多分創造スキルの機能の1つだと思う」


「まぁいいわとりあえず試験を頑張りなさい」


俺は頷いてから線の場所で伏せ撃ちの姿勢になった


(伏せるのか)

「よし撃っていいぞ」


バンッ


「なっ」


木で出来た的は粉々なった


「ふぅ」


「なんだ今の威力は」


「次行きますね」


「おぉ‥‥‥‥‥‥分かった」


俺は立ってRPG7を構えた


「リナ、リーン先生退いてください」


「えっ何でよ」


「先生とりあえず退きましょ」


「撃ちます耳を塞いでください」


リナはすぐに塞いたがリーン先生と試験官は少し遅れて耳を塞いだ


ドンッ シュー ドッカーン


「なんだと」


狙った的は吹き飛んだが隣の的も吹き飛んでしまった


「すみません隣の的も壊してしまって」


「それはいい」

「お前は本登録だ異論は認めない」

「次はリナだ」


「はい」


俺が後ろに下がっている間にリナは線の場所に立って弓を構えていた


「撃ちます」


「いいぞ」


リナが撃った矢は前の倍の50本に増えていて2つに別れて標的に命中した


「普通にすごい」

「メテウスが規格外にヤバいだけでリナもすごいな」


「ありがとうございます」


「リーンさんは先に帰っていいですよ」

「この先はギルドが引き継ぎます」

「彼らの実力なら一人でも帰れるでしょうし」


「分かりました二人とも後でね」


「リーン先生また後で」


━━━━━━


リーン先生と別れて俺達は受付に戻っていた


「メテウス君リナさんおめでとうございます」


「「ありがとうございます」」


「それではこちらの水晶に触れてくださいそうすればステータスプレートに記入されます」


俺から順番に水晶に触れた


「はいこれで登録完了です」

「御二人はまずF等級になりますそうなるとE等級までの依頼を受けることが出来ますF等級の依頼を20件もしくはE等級の依頼を15件受けるとE等級になれますE等級になって訓練用の古代遺跡をある程度攻略すると他の街に行くことが出来るようになります」

「まずはE等級を目指してください」


「分かりました」


「今日は失礼します」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る