これ読んだら「内見」に行けなくなるわ

鬱罪の強烈な個性が目を惹く作品。
彼女の独特な狂気と孤独、そして歪んだ愛情表現が恐ろしい。

軽快な語り口調なのが尚更怖さを助長するものの、どこか笑えるところもある。狂気という言葉がよく似合う(褒めてます)

最後は「やっぱりそうですよねー!」と予想出来る展開だけれども、だからこそ物語の締まりが良い。

狂気的な意味合いでのホラーですが、ブラックユーモアとがあり読んだら忘れられない作品です。