第5話 あざとい女
今日は朝起きたら、隣でクロが全裸で寝ててびっくりした。
てか、最近なんか外の連中がうちのガキを戦力としてよこせとか言ってたけど俺の大事な盾を渡すわけにはいかないから無視してたけど大丈夫だろうか?俺は何もできないかど。
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今はシロに勉強を教えてもらっている。
俺の膝の上で一緒にやっているクロはすでに目を回していた。ムチムチとしたお尻の感覚は最高です。
シロの教え方がうますぎて勉強が楽しく感じてきたけど、8割方はわからない。
なんで俺がこんなことをやらないといけないのか、できるやつがやればいいだろ勘弁してください。
しかし辞めたいなどシロには言えないのでニコニコしながら耐えるしかない。早く終わることを願うしかない。
そこで扉が開かれてみると
「先生久しぶり、元気だった?」
ただでさえ低かった気持ちがさらに下がった。そこにいた女はレアという。こいつは孤児院を出て行った裏切り者だ。一時的に盾が増えるのはいいが
てめー、あざといんだよ。胸とかチラチラ見せやがって。お風呂のクロほどではないがムラムラするんだよ。
手が出せないから辛いだけなんよ。
ちくしょう。
なんかモジモジしながら紙を見せてた
「僕、英雄学院に受かったんだ」
【英雄学園は世界で最も難しいと言われる魔剣士や魔法使いの育成機関だ。】
俺を裏切ったやつが優秀なのすげぇ腹立つ、そんなとこ行かないで戻ってこいよ。なんのためにここまで育ててやったと思ってんだよ。
そんな褒めて欲しそうな顔しても何もしてやんないからな。
「先生、勉強してるの?」
「彼、子供たちに負けかないように勉強を教えてるのよ」
なんかシロとレアでバチバチに火花がちっているような気がする。
「僕も勉強を教えてあげようか?」
「結構自信あるよ」
シロはクロを先生の膝からどかしながら、
「レアに手伝ってもらったら楽になるわ」
シロは相棒的な存在であるクロだからここまで先生の膝にいることを許していた。他の人だったらすぐにどかしていただろう。
レアは気づいたらパツパツの教師の服装に着替えていた。眼福です。ありがとうございます。
そのあとは、レアとシロの2人で勉強をさせられることになった。しかし学力は上がらなかった。
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説明
•この世界には魔剣士と魔法使いが存在していて国の防衛を担っている。
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