第3章 狢と猿猴と獺

第二話 狢(むじな)と猿猴(えんこう)と獺(かわうそ)


「この川で、溺れて、亡くなったのですか?」

白い巫女装束に、ポニーテールのまだ、少女というより、子供っぽさが残る女性が、側にいる、年寄りに訊いた。

場所は、物部川の河口から、五キロほど上流の、堰(せき)のある河原だ。川の水量は少なく、堰は、その姿を水面上に露出させている。

「ホオよ!その日は、もうチックと水かさがあったろケンド、腰より上には、くるはずもない。精々、腿の下バアやったはずよ!」

「その方は、水が苦手だったのでしょうか?」

「いやいや、『猿猴』ユワレるバア(くらい)、泳ぎは、達者で、こんな浅いク(場所)で、溺れるわけがないガよ!」

「エンコウ?」

「そうよ!猿猴ユウタラ、河童にヨウ似た妖怪で、この辺では、水辺の妖怪は『猿猴』と呼んジョル!」

「河童と、どう違うのですか?」

「さて?ワシは見たことないキニ、ヨウ知らんが、顔が猿に似チョって、手が異様に長いそうよ!土佐では、河童の仲間がいくつかおって、『シバテン』ユウ、相撲好きなものもおるキニ……」

巫女装束の少女は、スエという名前で、高知市内の薫的神社の傍らで、祈祷師をしている『太夫さん』の弟子だ。物部川は、高知市の東、南国市と野市町の境を流れている。その川辺で最近、水難事故が多発している。しかも、水泳や素潜りが得意な、川漁師が、溺れて亡くなる、という事故が発生したのだ!

「猿猴の仕業じゃ!」

と、漁師仲間の長老が言った。誰も、否定できず、結局、祈祷師を呼んで、お祓いをして貰おう、ということになったのだ。

薫的神社の『太夫さん』の噂は、この辺りの迷信深い、漁師や長老に届いていたらしく、漁師のひとりが、庵(いおり)を訪ねてきたのだ。生憎、太夫は、別件で、仁淀川の奥の集落へ出かけるところだった。そこで、弟子のスエが代わりに現場へと足を運んだのだった。

「あとは、酒好きなモンがおるとか。おなごの尻が好きなガがおるとか、ユウけんど……、とにかく、化け物には、違いないキニ、ワシらぁの手に負えんガよ!」

「おなごの尻?エッチな妖怪なんですね?それで、被害者は?その水練の達者な方以外に……?」

「亡(のう)なったガは、タツさんだけよ!ただ、子供が三、四人、溺れかけて、タツさんが助けたことがある!」

「タツさんというのが、その川漁師さんなのですね?」

そう言って、スエは確認すると、『ドンド』と地元で呼んでいる、石積の堰の周辺に意識を集中した。

「たいした、霊や、妖力のあるものはいませんね!ただ、川辺だから、浮遊霊の類いは、さ迷っていますけど……悪さをしている様子はありませんね……」

「ほう?オマンもお祓いができるガかよ?まだ、中学生みたいヤガ……」

「中学生ではありません!この春には、卒業しました!それと、今日はお祓いをしに来たのではありません!まず、現場を見て、対処法を考えてみたいのです!」

「そりゃ、そうよノウ!相手の正体を調べんと、御札や祈祷の効き目が、違うろうキニ……」

「どうも、妖怪の類いの仕業ではないようですね!単なる、事故かもしれません……。タツさんという人が、川の中で、足を滑らせて、頭でも打って、意識を失った……、そういう可能性もあると思います……」

夕方、庵に帰って、仁淀川の奥の集落から、車で送られてきた太夫にスエは報告をした。

「まあ、真っ昼間から、妖(あやかし)の類いは、そう出てコンろうキ、水難事故やろうかね?ホイタラ、明日でも行って、簡単な祈祷と、注意書きの立て札を建ててもろうて、お祓いをしとこう……」

ということになった。

しかし、翌日、ふたりが河原に行くと、何人かの住民が河原で騒いでいる。制服姿の警察官まで、何やら、指図をしているようだ。

「何事でしょう?」

「スエ!こりゃ、本物の『猿猴』か、『獺(かわうそ)』いう、妖怪が出たかもしれんぞね!誰かが、溺れて亡なったようやキ、ね……」

「そういえば、昨日と違って、浮遊霊たちも騒がしいですね?その中に、獣の妖力が漂っていますよ!」

「スエ!あんた、妖怪の匂いが、わかりダイたかね?一人前に近づいたねぇ……」

ふたりが河原に降りて行くと、昨日、スエに応対した、年寄の漁師が、めざとくスエの巫女姿を見つけて、側に駆けよってきた。

「遅かったキニ!また、ひとり、犠牲者が出たガやキ……」

「何時のことです?」

と、スエが尋ねる。時刻はまだ、朝の九時になっていない。

「たぶん、明け方やと思う」

「そんなに早朝に、川遊びをしている人がいるんですか?」

「いや、溺れたガは、川漁師よ!明け方、ウナギの仕掛けを見にきたところやったらしい……」

「ええっ!また、川漁師の方が?こんな、浅瀬で……?」

「そうなガよ!まあ、ウナギ漁の筒が浮かんジョったキ、筒を回収シヨって、足を滑らしたガやろうとは、思うケンド……」

と、男は語尾を濁らした。

「この、ドンドの縁は、禁漁区ヤないガかよ?」

と、太夫が尋ねる。

「そうナガです!つまり、密漁に近いことをしよったみたいナガです……。ホイタラ、『獺』が怒った、ガやろう!ユウてますんヨ……!」

「この川にカワウソなんて、可愛い動物がいるんですか?絶滅に近い!って訊いてますけど……」

と、スエが尋ねた。県の西部の川や海岸で、不確かな目撃情報はあるものの、カワウソは、人間による『乱獲』や、生存域の開発により、絶滅の危機に瀕しているのだ。

「いや!動物のカワウソやノウて、化け物の獺よ!」

「猿猴の次は獺かよ?ここら辺は、まだ、化け物が棲みやすい場所ナガやねぇ……」

と、太夫が周りを見回して言った。

「そうナガです!他にも、狸や狢に化かされた!いう噂もありますキ……。やっぱり、お祓いをセンとイカンがですろうか……?」

「狢?そんな化け物もいるのですか?どんな姿なんですか?」

「狢ユウたら、イタチ科の化け物のことよね!まあ、アナグマやろうかね?」

「アナグマ?って、タヌキの仲間じゃないんですか?」

と、スエは驚く。

「サキチ!警察の調べが済んだキ、ノブの遺体を運ぶキ、手伝ウテやと……」

と、スエと太夫の相手をしていた、サキチという男を別の仲間が呼びに来た。

サキチは会釈をして、河原にいる仲間の元へ帰って行った。

「お師匠さま!本当に、獺や狢の仕業なんでしょうか?」

「確かに、化け物の匂いはするね!ケンド、人間の醜い、争いの雑念も漂いユウキ、さて、どっちの所為やろうかね……」

「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏……」

翌日、唐泉寺という、小さな寺で、ノブという、ウナギ漁師の葬儀が行われている。太夫とスエは、喪服の着物姿で、末席にいる。

「お師匠さま!このお寺、変な匂いがしますよ!獣臭い、というか……」

「そりゃそうじゃろう!あの、お経を読みユウ、坊さんが、狢の化け物ヤキ……」

「ええっ!あのお坊さまが……?」

「シイッ!この寺は、古い寺で、狢や狸の住処になっチョッたガよ!先代の住職が偉い人で、妖を鎮めて、お経を教えた。一番、上達した狢が、先代が亡なったあとを継いだガよ……」

「狢?つまり、アナグマの化け物が、仏さまを奉っているんですか?亡くなった方は、成仏できるんでしょうか……?」

「まあ、お経はきちんと、読みユウキ、閻魔さんのもとへは、行けるロウ!それより、もう一匹、妖が居るキニ……」

「ええっ!この村は、妖の住処なんですか?」

「まあ、昔から、この辺りに住んジュウ獣たちの中に、妖力を得たもんが現れて、その血が広がったんじゃろう……」

「そいつらが、悪さをしているんですか?」

「さて?スエ!そこは、オマンが調べてみることじゃ!悪さをしチュウガは、妖やノウて、人間かもしれん!ただし、妖がまったく、関わっていない、とも思えん!」

「お師匠さま!もう一匹の妖は、何という、妖で、どの人間に化けているのですか?」

「ほれ!最前列の角に座っチュウ、年寄よ!たぶん、川漁師の長老、ユウガが、あの年寄のことじゃロウ……。正体は、川に住む妖じゃガ……?あれが『猿猴』ユウガか?『獺』ナガか、は、アテにもわからん!狸やアナグマのように、実際に居る獣やないキニ……」

「妖力は?『荼枳尼天』の護符で、間に合いますか?わたしは、まだ、妖退治はできませんよ!」

「ハハハ、スエ!退治をセエ、とはユワん!この前のように、妖に話を訊くだけでエイ!スエの一番の能力は、妖に警戒されないことじゃ!妖を敵とも、嫌悪するものとも思っていない!それは、凄いことじゃ!アテにもデキンことじゃキニ……」

「長老さま!」

と、スエはノブの葬儀が終わったあと、帰り支度の老人を呼び止めた。

黒い紋付き袴の老人は、映画『七人の侍』に出てくる、『サムレェ雇うダ!』と台詞をいう、村の長老役の『高堂国典』にそっくりだった。微かに、妖の匂いがする。それは、よほど集中しないと、かぎ分けられない『匂い』だった。つまり、ほぼ、完璧に人間に変身している、ということだ。

「ワシに何か用かな?」

声まで、長老役にそっくりだ!一度、『サムレェ雇うダ!』という台詞を訊きたいと思う。

「わたし、長老さまが喚ぶように、とおっしゃった、太夫の弟子で、スエと申します。このたびは、川漁師の方が続けてお亡くなりになったそうで……、お悔やみ申しあげます……」

「おう!トミ太夫のお弟子さんか?ふむ、ふむ、なかなか、素質がありそうじゃな?ワシに用とは、タツとノブのことじゃな?」

「はい!それと、長老さまと、この寺のご住職さまのことも……」

「何?ワシばかりか、住職のコウジンにも用があるのか?まさか……な……」

「ええ、その、『まさか』ですよ!おふた方が、特別な……、生き……」

「ゴホン!そこまでじゃ!スエと申したな?よし、住職とともに、そなたに、真実を伝えておこう……」

「それで?長老と住職はスエに何を伝えてくれたガぞね?」

「もちろん、おふた方の正体と、今回の水難事故についてですよ……」

「ほほう、では、思惑どおり、事件は解決したガやね?」

「それが、事件のほうは、人間の手で、解決しろ、と言われました……」

「タツを溺れ死にさせたガは、ノブやったガやロウ?ケンド、ノブが死んだ件には、妖が関わっチュウはずやが……?」

「ええっ!お師匠さまは、ご存知だったのですか?」

「それバァはわからんと、太夫は務まらんキニ……。ケンド、そこから先は、わからん!何で、ノブは、タツを溺れ死んだように見せかけたガやろう……?」

「長老のタイサクさんという、カワウソの妖が言うには、ノブさんが禁漁区で、ウナギや鮎を捕っているのを、タツさんが咎めた所為だ、とおっしゃいました。ただ、その前から、ふたりは、嫌悪な状態だったそうです……」

「嫌悪な状態?そりゃ、どんな理由でじゃロウ……?」

「何でも、美人の後家さんがいて、ふたりがともに、言い寄っていた、とか……?わたしには、わからん噺じゃロウ……、って言われました……」

「なるほど、美人の後家さんが絡んだ、嫉妬心カヨ?」

「それと、これは、確かなことじゃないが、と前おきして……タツさんが、あの堰の辺りで、子供が溺れそうになったのを助けたことがあって、その助けた子供が後家さんの娘さんだったそうです!それで、後家さんの気持ちが、タツのほうに傾いた、とノブが思い込んで……」

「もう、殺(や)るしかない……か?」

「ですから、タツさんの死は、殺人事件なので、人間の問題なんです……」

「ケンド、ノブの死は、違う、チュウことなガやね……?」

「妖が、絡んでいます……。しかも、複数の……」

「狢に獺、まさか、猿猴まで、出てくるガやないロウね……?」

「シズちゃん、やろう?」

事件のあった堰から、少し山に入った集落で、ひとり遊んでいる女の子に、スエは声をかけた。

「お姉ちゃん、誰?見かけん人やね……?」

と、おかっぱ頭の少女が言った。

「お母さんは?お仕事かな?」

「うん、町の縫製工場で働いている」

少女は、呟くように、小声で答える。

「そう……、お姉ちゃんは、この前、そこの堰で溺れて人が亡くなった事件を調べているのよ」

「へえ~?お姉ちゃん、刑事さん?あっ!探偵か……?」

「違うよ!太夫、ユウて、悪さをシユウ妖や、霊障をお祓いしているのよ!」

スエが身分を語ると、少女は、恐れるように身を引いた。

「怖がらんでエイよ!わたしは、その弟子ヤキ、まだ、妖退治はしてないキ……歳は?いくつかな?」

スエは、笑顔を浮かべながら、優しい口調で訊いた。

「わたし?いくつに見える?」

少女は、意味深な微笑みを浮かべて、逆にスエに尋ねる。

「小学校に入ったばかり、かな?としたら、七つか……?」

「ふふ、みんなぁ、そういうよ!」

「違うの?」

どう見ても、小学校低学年だ。

「わたし、十六歳よ!中学校を卒業したんだよ!」

「ええっ!わたしと同い年……?嘘でしょう?」

少女の意外な告白に、スエは驚く。

「ふふ、嘘ヤないよ!わたし、七つの頃から、大きュウならんガよ……」

(妖か?いや、気配は人間……、何かが、取り憑いている様子はないが……)

スエは、神経を集中した。微かな獣の匂いはするが、それは、この娘からの匂いではない。

「わたし、河童の子ナガよ!お母ちゃんが河童に襲われて、ホンで、わたしが生まれたガやと……」

「ほほう、『河童の子』カヨ!つまり、『猿猴』のタネなガヤね……?」

その夜、スエからの報告を受けて、太夫が確認した。

「タネ?あっ!そうです!シズちゃんは、猿猴さんの子供なんです」

「ハハハ!つまり、シズは、『猿猴』ユウあだ名のタツの子供、ということカヨ?」

スエは、頷いて、シズの母親から訊いた過去の出来事を伝える。

シズの母親はカズミという、静岡辺りの生まれで、この辺りでは、見かけないほどの美人だ。夫は軍人で、カズミと結婚した、すぐ後に出征して、戦場で、片足を失ったが、生きて帰ってきた。夫の郷里である、物部川の集落に移り住み、小さな田と畑を耕して暮らし始めた。

あの堰のある辺りで、畑から収穫した、野菜を洗っていた時、足を滑らして、川に流された。そのカズミを救ったのが、若い頃のタツだった。濡れた着物を乾かしている時、タツがカズミを背中から抱きしめた。夫とは、まったく、夫婦の営みをしていない。カズミは、命の恩人に、身体を許したのだ……。

夫は、すぐに亡くなり、カズミは未亡人になり、そして、シズを産んだ。タツには、許嫁(いいなずけ)が居り、シズは、亡き夫の忘れ姿見(がたみ)として育てられた。

「シズちゃんの発育が、七つで止まったのは、理由があるのです!シズちゃんが七つの時、母親と同じように、あの堰で足を滑らして、川に流されたのです!それをまた、タツさんが救った。タツさんは、シズちゃんが自分の娘だと、その時知ったのです!それで、怖くなったのか、『ワシは、この川に棲む猿猴じゃ!オマンは、ワシとカズミの子供じゃ!』と、自分を妖に仕立ててしまったのです……」

「それを、シズは信じた……。つまり、自分は、妖と人間の合の子じゃ!と……。それで、歳を取らんなったガか……。妖が憑いたガやノウて、自らを半妖と思い込んだか……」

「はい!幼い子供の思い込みが、獣憑きより、強く反応しているのです!」

「それが、今回の事件、つまり、ノブが溺れたことと、関係しチュウがかね?」

「ええ、ノブさんは、シズちゃんの本当の歳を知っています。カズミさんに言い寄って、振られた腹いせに……」

「まあ!そんな『不埒』をしたガかね?そりゃ、死んでも、誰ぁれも、可哀想とは思わんロウ!罰が当たった、ガやろう!」

「そうなんです!罰が当たったのです!あの堰辺りに棲む、獺や、狢の妖が怒って、ノブを川に引きずり込んだ、というのが、今回の事件の顛末です……」

「密漁はする、若い娘に不埒なことをする!おまけに、真面目な川漁師を殺したガやキ……。天罰よ!まあ、アテらぁが、お祓いしてやることもないねぇ……」

「ただ、シズちゃんの成長が止まっていることが、不安です!」

「まあ、そうやねぇ……。何ぞ、エイ方法を考えんと、イカンねぇ……」

「そこで、獺の長老さまに訊いたんです!シズちゃんの過去に何か、心に引っ掛かっていることがないか……。だって、タツさんが言った言葉だけで、シズちゃんの成長が止まったなんて、ちょっと信じられないのです!もうひとつ、自分が半妖だ!と思い込む、きっかけがあると思ったのです!」

「ふむぅ!それは、スエの見鬼としての勘やね?」

「さあ?とにかく、長老さまに尋ねると、シズは、水練が得意で、堰の上流の深い淵で、よく素潜りをしていたそうです。その淵で、不思議な出来事があった、と、長老さまに話したことがあるそうです……」

「淵に潜って、不思議な体験?」

「ええ、小さな魚が、シズに囁きかけて、『僕はこの淵の主の子供だ!いずれ、大きくなって、竜になる!そしたら、シズを嫁に貰いに行くから、待っていてくれ!』と言われたそうです。それで、長老さまに、小さな魚が竜になるには、何年掛かるか尋ねたそうです!長老さまは、百年は掛かるロウ、と答えてしまったそうです……」

「百年、待つ気かね?そりゃ、歳はとれんワ!」

「わたし、約束したんです!その魚を見つけてくるって……、シズちゃんに……」

「どうやって?」

「その魚は、メダカのように小さいけど、薔薇の花の香りがしたそうです!香りのするメダカ!きっと、妖の仲間ですよ!わたし、探してみます……!」


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