第155話 目の前に...壁ぇぇ()

誠に申し訳ありませんが、11月1日から試験的に当作品の更新時刻を変更します。詳細は下のリンクから

https://kakuyomu.jp/users/Biwa3411/news/16818093087559726811

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その後は点取り合戦が勃発。


黒鷺はウィングスパイカー3本柱でひたすら攻めまくり、八王子みなみ野はブロックしながら効果的な一撃を入れていき、気づけば第一セット終盤へ。


ここまでの点数は21-22。黒鷺が1点ビハインドの場面。


サーブ権は北野。彼のサーブは安定性に欠けるものの、破壊力が凄まじい。(ポケモンでいう「ハサミギロチン」の命中率とほぼ同じくらい)


ただ今回は成功を引いたようで、サービスエースを獲得。


ただ次のサーブはネットに直撃。まあ仕方ないね。


1点ビハインドで相手サーブ。


相手のジャンプサーブは八尾が綺麗に受け止め、甲斐がクイックで御手洗にトスを出す。


強打を想定して相手は下がっていたが、それを嘲るかのように前に落とす。


これで同点。


次のサーブ権は甲斐。甲斐のドライブサーブはこの半年でさらに進化し、本気のサーブだと八尾ですら5本中2本は弾いてしまうレベルまで進化した。


甲斐のドライブサーブは相手の体系を乱すことができ、セッターが山田にパスを渡すもあまりジャストパスではなかったため強いアタックができず、正面で受け止める形に。


上がったのを確認し助走に入る。


ちょうどいいパスがやってきたのでボールの中心を全力でぶっ叩き、相手の山田に阻まれるも勢いまでは止まらず、黒鷺コートの後ろに落ちた。


目の前に高い壁がいるなら無理に越えなくても弾けばいいのだ。

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