第42話学校に行ったら、こんな事になっていた。

ー翌日ー



学校ではこんな事になっていた。


「新葉君。お早う」


立花陽菜ちゃんが挨拶して来た。渚ちゃんと駈君の間に入り、新葉は大地君と心春ちゃんと結菜ちゃんと海咲ちゃんと松浦陽菜ちゃんとで話が盛り上がり楽しんでいた。


「お早よう。新葉君。昨日のドッジボールなかなか面白かったね」


神籐陽葵ちゃんが席から話し掛けて来た。


「お早よう。新葉君。昨日は楽しませて貰ったよ」


朝陽君が窓の方から、やって来た。


「大地君は僕より活躍して無いのに可成り遅くまで残っていたじゃ無いか。凄いな。逃げるのが上手いのかい」


須田陽太君。


「何。それ」


大地君は面白く無さそうに言った。


「新葉君。随分ドッジボールの時は世話になったね。僕とは考え方が違う様だね」


神津大翔君が言った。


「はあ。どーも」


新葉は答えた。


「お早う。新葉君。昨日はどーも」


黒崎陽翔君が声を掛けて来た。


「お早う。昨日はありがとうね。新葉君」


岩波結愛ちゃんが話し掛けて来た。


「お早う。新葉君。昨日は為になったわ。色々勉強になったよ。有難うね」


相葉葵あいばあおいちゃんが声を掛けて来た。


「お早う」


小野寺凛おのでらりんも声を掛けて来た。


「駈君は逃げるのが上手なんだね。僕と同じだね。また、やろうね」


浜松蓮はままつれんが言った。次から次へと新葉達の側へとクラスメートがやって来ては声を掛けて行った。


「新葉君。あんたは一体何。あんたの所にはいっぱいの子が集まって来るんだけど! しかも主な子達ばっかり。そんなにドッジボールだって活躍して無いのに何なのよ。何で信頼されているのよ。あんた一体何者なの」


立花陽奈は不思議がって言った。


「僕は何者でも無いよ。ごく普通の男の子だよ」


新葉は答えた。そこまで言われると恥ずかしい気がした。


「待ちなさいよ。樹」


いつもの様に喧嘩をしていただろう紬ちゃんもやって来た。


「たく、うるせ〜なー」


樹君も煩がりながらやって来た。いつもの様に樹君が陽太君にちょっかいを出してそれを止める紬ちゃん。変わらずにしている事だ。いつもの事なので流石に渚ちゃんも諦めたのだろう。もう何も言わなくなった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る