第30話小学校の卒業式

 六年生の過程がすべて終わると、途端に寂しくなることってある。

 みんなとは中学校で会えるかもしれないが、小学校を離れることになってしまうという違和感は誰にでもあるはず。


 今まで、いろんな思い出が小学生時代にはあった。

 そのことを思い出すと、なんか懐かしくなる。


 もう二度と小学校に行くことがなくなるという瞬間って、やはりさみしさとかあると思うが、それも成長過程の一つと思ったほうがいい。

 小学校で、生かした個性を中学校になっても、発揮できるようにみんな頑張ればいい。

 

 もう二十年くらい前は学生で、勉強や部活動、鼓笛隊などを頑張っていたなって、今になって、当時のことを思い出す。

 友達とも仲良かったし、それなりに順風満帆な学生生活を過ごしていた。


 家の前が小学校ということもあり、通うのは苦痛ではなかった。

 卒業する瞬間は悲しいけれど、また一つ大きく成長できると思って、次に進めばいい。

 それが大人への一歩となるはずだ。

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