壊れゆく世界で、それでも守りたいもの
- ★★★ Excellent!!!
読み進めるたび、胸の奥で何かが静かに燃え上がる――『DRAGON RIDER』は、そんな物語です。少年ロンが出会うのは、滅びゆく世界の中でなお命の意味を問う少女ハナと、傷を抱えた機械竜コルル。三者の絆が少しずつ結ばれていく過程が、とても人間的で、美しく、時に切なく描かれています。
壮大な空戦や帝国との攻防、その迫力に圧倒されながらも、物語の根底に流れるのは「護る」という想いの尊さ。傷つき、迷いながらも、自分なりの夜明けを目指す登場人物たちの姿には、そっと背中を押されるような温もりが感じられます。
きっとこの世界に触れたとき、あなたもロンたちと一緒に空を駆け抜けてみたくなるはず。迷いや不安を抱える今だからこそ、ぜひ、この壮大な冒険の続きを見届けてほしいと心から思います。