幼女になったオレ。うっかり親友のメインヒロインを目指してしまう♡♡♡♡♡

第58話 のじゃロリ屋敷のお風呂で シズ視点

　ディーテさん夕飯も食べ終わってお風呂に入ることになった。

「ここのお風呂……すごすぎる……旅館みたいだ」

　まさかヒビキさんの家に露天風呂があるとは……それも男湯と女湯で分かれてるし……。

「でも、いいなぁ〜家でこんなお風呂入れるなんて……」

　僕の家はユニットバスだしなぁ……アオイの家は別れてるから広いけど、やっぱり足を伸ばせるっていいよな。

『シズ〜？　お風呂入ってる〜』

　壁を挟んだ向こう側からアオイの声が聞こえる。

「そっちも広い？」

『広いよ〜！　それにすっごく綺麗！』

　向こうも同じみたいだな。

『わっ！？』

　ん？　なんかアオイの声が急に……。

『儂（わし）も入るのじゃ〜！』

『あらあら〜幼女ちゃん。私がその体にしてあげた時よりちょっと成長したんじゃない？』

『なんでいっつも急に入ってくるんだよっ！？」

『私は初めてよ？』

『う、でもヒビキさんはこの前も入って来たもん！」

『え〜姉妹みたいなもんじゃしぃ〜いいじゃろぉ？」

『姉妹じゃないし！』

『幼女ちゃんとのじゃロリちゃんは姉妹よ？　2人をその姿にした私が言うんだから間違いないわ』

『なんだよそれっ！』」

　ディーテさん……どういう理屈なんだよ……。

『ほら♪ 口元とか、鼻の感じとかどことなく似てるでしょ？』

『う〜似てないもん！』

『似ておるのじゃ』

『似てない！』

『もう〜仲良くお風呂に入りなさい2人とも』

『のじゃあ〜」

『なんでオレが怒られるんだよ……』

『そうだ！ せっかく幼女ちゃんとお風呂に入ってるんだから。どれくらい成長したか確かめてみましょうね〜♡』

『ちょっ！？』

『えいっ♡』

『んっ！？　あっ……や、やめ……』

『へぇ〜これはなかな』

　向こうでな、何をやってるんだ……？

『やめて〜！！！』

　急に向こう側がドタドタ慌ただしくなる。

『逃げるんじゃ無いのじゃ！』

『嫌だって！！』

　何やってるんだ……？

　ドタドタドタドタッ！

「シズッ！？　助けてええええ！！」

「うわあああ！？」

　裸のアオイが男湯に飛び込んできた。

　……。

　見てしまった……。