応援コメント

鍵と穴 その5」への応援コメント

  • ごきげんよう、なるほどなぁ、アクスル先生の意図は、鍵をどうにかしよう、アイナさんを送り返そう、追ってくる淵魔を抑え込もう、そんな考えもあったかもしれませんが、一番大きい狙い、レヴィンさん達に真実を見て来い、だったのかもしれませんね。
    神が根本原因だったとして、となると神殿は当然神の手先で、龍穴を塞ぐのではなく、調整弁だったとも考えられますね。
    今回はアイナさん達が神器を持っていることから、追跡のためにそこからケンタウロス隊を出したのかも。
    鍵は開けるだけでなく、閉めるのも機能、神殿がコントロールしている調整弁を完全に閉めろ、という意図もあったのかも。
    だから神殿は先生を追いかけるし、先生も近づかないのかも。
    それにしても、信仰が生活に密着しているであろうこの世界文化の住人であるレヴィンさん達、かなり柔軟でフラットな思考が冷静にできる方々ですよね、ちょっと驚きました。
    信仰を集めるインフラとしての宗教組織への信仰、までは文化が発達していないからか、神殿の最大の目的が宗教的権威を求め教団への信仰を集めるためでなく、淵魔の制御に注力しているからか。
    色々と見えてきましたが、未だピースは揃ってない様子、ドキドキしますね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつもながら深く読み込んでの考察と感想、本当にありがとうございます!
    先生がさせたことの一端は、レヴィン達に真実とそこにある危機を報せたかったかもしれません。
    神との敵対は避けられない、となった時、何一つ抵抗せず神の言葉を信じて死んでいくかもしれないのですから。
    鍵を持っているアイナには、開くのではなく閉じさせるつもりで、同行させた可能性が強まりました。

    レヴィン達はもっと頑強に否定させようかと思ったんです。実際下書きではそれに近いこと書いていました。
    でも、全然話が前に進まないし、そこを飲み込まないまま話を進めるのも……と思い、柔軟な発想をして頂くことに……。
    すんごぃギスる展開にしかならなかったので、スパっと切りました(笑)
    お陰で少しリアリティに欠けてしまったかなぁ、と反省……!

    さて、ピースは揃って来そうな感じですが、まだまだ足りない部分も多いです。
    まだまだ色々、隠されたものが多いようですよ!