第20話:修行仲間とポケットダンジョンタワー・前編
「たっ、助けてくれぇ!」
「いやぁ、魔法が全然通じないわぁ!」
「儂の研鑽が、修練が、このドラゴンにとって通じないのかぁ!?」
「刀が折れたぁ! 私の妖刀が折れたぁ!」
「リオスぅぅぅぅ! 本当に初級かぁ!? 初心者向けなのかぁ!?」
「大丈夫ですよ、レベル70くらいの
「その
どうして、グロリアと愉快な仲間達が
「何で、お前たちがここに?」
グロリアは意外な面々と再会していた。
「リオスの兄貴に誘われて、来たぜ! 前は悪かったな、一方的に文句ばっか言ってな。」
「リオス様の頼みとあらば、馳せ参じるわ!」
「エアノーラ様に魔法の神秘をご教授頂く参上しましたわい。」
「私はお爺様に修行を付けて来いと言われ追い出された時、偶然、リョーマ様に出会ったので、これかはよろしくお願い申し上げますわ。」
アドベン都で別れたはずの
潰れてしまった元王都一の魔法屋【バストン魔商店】の老魔導師、『ダーブル・バストン』、元王都一の鍛冶屋【頑鉄の魔剣】の看板娘のイワカが彼女の前に現れた。
「どうして、皆がここに?」
「それはグロリアさんがチームワークを通じて強くなる為です。一人で強くなるのは寂しいですし。」
リオスはそう言って、
「これは何だ?」
「
「何だと、
「こりゃ、面白そうじゃねぇか!」
「何という魔道具じゃ! 流石、
「万が一、この中で死んでも、ステータスを犠牲にして、
「リオス様が居るなら百人力ですわ!」
「あっ、僕は自分のパーティーと一緒に
「分かった、リオス。指導のほど、よろしく頼む!」
「我が愛しき妖刀、
「さぁ、修行し直しだ! 腕が鳴るぜ!」
「私の偉大な賢者への一歩を踏み出すわ!」
「この若かりし頃に呼ばれた魔の叡智と賞賛された儂の腕の見せ所じゃ!」
リオスを監督役としたグロリアパーティー一向は
「案外、普通ですわね。もっと、おっかない所かと思いましたわ。」
「
「いや、待つんだ皆。何かがいるぞ。」
グロリアの指摘通り、森の奥から血の匂いが立ち込め、騒がしい戦闘音が流れた。
急いで、その場所へと向かい、グロリアたちが見たのは
嫉妬狂いの冒険者、チーマ(チートMAX)な仲間達と真の戦いに挑む! @kandoukei
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