第230話
家に帰ってダンジョンについて調べていたのだが、他と同様にこんなビキニ装備のようなものが何種類かあった。それは海パン装備やダイビングフィンだ。ダイビングフィンは、潜るときに足につけるパタパタするやつのことだ。それなら、納得かな?
明日もいけるかな?そんな疑問が浮かぶ。通販サイトを覗いてみると、そのビキニが大量に売られていたのが目に入る。これは、ある意味テロだな・・・。装備と検索してもビキニアーマー、水着と検索すると、ビキニが出てくる。これ以上は何も言わせないでくれ・・・。
次はハロウィンかクリスマスのイベントでお会いしましょう。それまでは地中深くに沈んでいてください。(意訳:現れないでください。とっとと普通のダンジョンに戻せ!)ハロウィンなら、コスプレか?お化けのコスプレやバンパイヤのコスプレとかドロップしそう。それか限定ダンジョンになって、お菓子のみドロップするのかのどちらかだ。
クリスマスは、破滅をさせたいから・・・。いつも以上に殺しに来るか、トレントがイルミネーションみたいにデコレーションされているかのどちらかだな・・・。
昔、誰かは忘れたけどこの世界がゲームだと言われていたのに納得がいく。これだともう、ソシャゲのイベントみたいだ。
今日のがソシャゲでいう水着イベか・・・。こんなイベントはもう懲り懲りだ!!
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次の日の朝になりスマホでネットやニュースをみている。ネットでは、この水着に対する考察が飛び交っている。ニュースも水着一色だ。ほんともっと有意義なニュースがあるだろうに・・・。とダンジョンに到着した。
ダンジョン前の列にはビキニをきた人が多くいる。近づかれていないところがあったので、目を凝らしてみると、そこには変態ビキニ集団がいた。パーティー全員が男でビキニを着ている。だが、その肉体美は美しかった。マッチョだ。しかも、ゴリラといった感じではない。優しそうな、ハンサム系のマッチョだ。そのビキニの色は被っておらず、リーダーらしき人にはレインボーのビキニだ。なんで俺こんなこと語ってるんだ?
もう、昨日のうちに売ってしまったので、手元になかった。だが、もしあればあの清々しい集団に渡していたのだろう・・・。果たして今日のモンスターはどうなのやら・・・。
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