第227話
その週の別の日にまた文化祭での話し合いだ。このままいけばダンジョン関係だ。というか、ダンジョン部に入っている人少ないのになんとかなるか?そんな疑問が浮かぶ。仮に、食糧確保のため勇者君たちがダンジョンに行くとしよう。なのに配分もせず、全部独り占めか・・・。絵面面白いな。そこの写真を撮って強欲勇者とか挙げられてそう。
手伝うことがないので勇者くんのパーティーで駆り出されることは確定だ。さて、どんな話し合いになるのやら。
「他にもどんなものがあるか調べていて、トレントを倒すと野菜が手に入るらしい。それも加える?」
とのことを話していた。勇者君のパーティーはまだトレントに行っていないのか・・・。デバフがいるから仕方がないか。もう行っていると思っていたよ。結果はもちろん加えるだ。残念ながら協力的ではないので頑張ってください。
あ!!レベル30と35でまたスキルを作れるようになったのだが、それが思いついていなくて放置していた。それが思いついた。それは、自動マップ埋めと無詠唱と打ち込んだ。自動マップ埋めは許可がおり、スキルとして獲得できたのだが、無詠唱は獲得できなかった。もうすでに存在しているのか・・・。
今はまだ思いつかないので、今度にするか。思いついた時に決めよう。あっそうだ。鑑定なんかはどうだろう?商人になると鑑定のスキルが手に入る。だが、それは鑑定であって鑑定ではない。なぜなら、アイテムだけだからだ。モンスターの鑑定はできないので、それが欲しい。ということで、鑑定(全)と打ち込んだところ取ることができた。
人間に鑑定を仕掛けるのはなんかプライバシーを覗いているようで嫌なのでやめておく。他に鑑定するとしても召喚したモンスターのステータスはわかっているしな・・・。敵のスキルを覗くことができると考えれば楽か。魔法の弱点属性で撃てば消すことができるし。
これで装備の効果が普通にわかるぞー!!一番の問題が解決だ。売却に行く時点で、装備を売っているということがわかる。それがバレないと考えるとありがたいな・・・。
おっと、ここで先生から苦情が入った。
「金はどうすんだ?」
先生は購入を考えているようだ。おそらく、数が足りなかった時だろう。最初に手に入れていたものが売り切れになった時だろう。その時に買い物に行くしか手がない。だが、それをするには値段が高いのでどうするのかという話だろう。
「問題ないです。ダンジョンで手に入れますから。」
話がずれているというよりかは少しすれ違っているようだ。このまま行くと足りなくなった時どうするんだろう?
「それなら大丈夫か。」
と先生も納得しているようだ。まあ責任は勇者君が持ちますよ。深くまで決め、結果は、オークの豚肉を使った焼きそばと、野菜の蒸し焼きだそうだ。なんで焼きそばよ。ソースで全部決まってオークの旨味とか素の味が絶対に消えるのに・・・。
後悔はご勝手にどうぞ。もう俺は後悔をしている。普通にカフェとかでよかっただろ!!本格的にダンジョン関係にすることが決まった。
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