第131話

 爆発までさせるのは良かったのだが、その際に口を塞いでいたら効果が高かった。そして次の番にそれを試した。その時には、頭がはじけとんだ。俺がヘイトをもらい、口を開けた瞬間のファイヤーランスを飛ばし、騎士が上から殴ることで口を閉じさせた。


 その結果が爆発だ。口元で爆発したそれは、脳まで達し脳味噌や血、牙と言ったものが上からぼたぼたと落ちてくる。これが一応の最適解だ。そして、他の人が戦っている時間を数えていたのだが、早い人は30分で遅い人だと1時間ほどだった。そんな中俺は、5分だ。異様なまでの速さと共に殺している。そのため、俺が殺せてないと思っているパーティーが俺の後ろに並ぶ。


 その理由としては、もし殺せずに抜けてきた場合、そのボスの傷は回復しておらず、現在回復の真っ只中だ。そして、傷を負っている。そのため殺しやすいと考えハイエナをする。そんな人が数多くいる。あのトレインなんかもそうだ。倒すことができても数体だ。そして倒しきれなかったものが必ず残る。


 それを自分が狩るだけで、倒した数以上のドロップを奪うことができるという作戦だ。言って仕舞えば火事泥棒と同じだ。


 戦い方が決まったので、これを周回するだけだ。効率がマックスレベルで高い周回が始まる。11月の5回目のダンジョンでまず、一冊目の本が落ちる。それはヘビ目のスキルではなく。毒吐きだった。それはまだ使えるかもしれないのでバックの肥やしとした。


 そして、オークのドロップである杖は、効果がないゴミだと思っていたのだが、効果がついていた。それはMP回復効率1.25倍だ。もう躊躇なく装備をし、今では、背中につけているただの飾りになっている。魔法は自分で放つことができるので問題はない。


 中には魔法使いには杖が必要という固定観念から杖を手放せないという人も中にはいるようだ。そのほかにも、杖を持つことで魔法の威力が上がると信じている人や発射するまでの時間が短いと言っている人もいる。もうそれはマジックアイテムなのでは?と思ってしまう。


 回復速度が上がるということは、魔法を多く使う狼や魔術師に装備させている方がいいのかもしれない。俺の場合は魔力は多く持っている。そのため、必要がないと考えてしまう。さらにレベルが低い狼であれば、それは顕著に現れる。ジャベリンを放った際の魔力消費が大きく、その後の戦闘に問題が出てきている。今は狼に装備をさせておいて、必要な時に俺が使うという形にしている。


 そしてサブの職業レベルがカンストしたので、今は水魔術師と闇魔術師にしている。


 __________

 後書き

 ジョブを書いている際に同じものを書いていたら教えてください!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る