第37話 写らない神社

これは今日(2024/11/04)見た夢です。



◇◆◇◆◇◆



私はとある博物館に家族で来てました。

古い家電や家庭用品が展示されていて中には復元し、実際に触って動かせる物もありました。

2階に上がると襖があり、そこを開けると何人もの家族連れや男女が写真を取ってはしゃいでおりました。

その奥には神社の絵が書かれた襖があり、説明欄には【写らぬの神社】とありました。

なんでもここで写真を撮っても絶対にその神社の絵は残らないというらしく、先程の男女や家族連れもそれを試しているようでした。

私の家族も例に漏れずにやってみようという事で神社の絵の前に立ち、わたしが撮る事になりました。

無事、写真は取れたのですがすぐにパッ!と無くなり、次第に様々な白黒の写真がスマホの中で増え始めます。

1枚どころの話ではなく、何枚、何十枚、何百枚と増えていきます。

ようやく増えていく写真も収まりますが何故こんなにも知らない写真が増えたのだろうか?と考えていました。

試しに…と写真の並ぶ列を多くしていくと心無しか何か集まって1つの写真が完成間近に見えました。


…いやまさか…な?


私は自分の考えを否定しようとして一気にギャラリーの列を増やします。

するとそこには────こちらを見る血だらけの髪の長い女性が写っていました。

そして一言。


「撮るな」


そう言って私は目が覚めました。

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