第23話 月曜日の七草茶

七草粥の日に、いただいた七草茶の残りを飲んでいる。

茶葉は2回分くらい残っていた。

パッケージの七草の絵を見ながら、何故か、しその葉の香りを感じていた。

(七草にしその香りに似た草があったっけ?)

ふいに裏を返して細かい所を読むと、ほのかにしその香りとかかれている。

(この程度をほのかと言うのだろうか?)

七草塩漬けと緑茶のほかに香料とあった。

せっかく七草なのに、何故しその香りを入れてしまうんだろうか、

いっそ「しそ茶七草入り」というほうがあっている。

それとも、しその香りでごまかさないと飲みにくいとか?

ここは、きっと七草にはしその香りがあうんだ、という事にしよう。


目をとじれば…。

やっぱりしそだね、このお茶。

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